議員日誌

千葉国体出場の山口県選手、35人が違反

 本日、千葉国体に参加した山口県選手の参加資格を審議するために日本体育協会が設置した第三者委員会が、答申書を発表しました。

 日本共産党宮本岳志事務所を通じて入手した答申書を基に、処分案の内容を紹介します。

 処分案の前提は、千葉国体に参加した72選手の参加資格問題を問うたものです。私が要約した内容は以下の通りです。

 ①36名に関しては、参加資格を有する

 ②1名に関しては、参加資格の要件を欠くものであるが、参加資格違反に該当しないため、処分を課さない

 ③35名の選手に関しては参加資格違反に該当するが、当該選手らに過失は認められず、当該選手について処分は課さず、かつ成績の抹消及び成績の見直しも行わない

 ④山口県体育協会を厳重注意処分とし、千葉国体における当該選手(③に関する選手)に関する得点を減算し、改めて全都道府県の成績を見直す

 ⑤当該選手(③に関する選手の所属に係る財団法人日本陸上競技連盟、財団法人日本水泳連盟、財団法人全日本スキー連盟、財団法人日本セーリング連盟、財団法人日本卓球協会、財団法人日本山岳協会、財団法人日本カヌー連盟をそれぞれ注意処分とする

 この答申書を受けて、日本体育協会は24日に臨時国体委員会を開き最終結論を出すとのことです。

 まず、問われなければいけないのは、日本体育協会第三者委員会の答申書で、厳重注意処分とされた山口県体育協会の責任です。代表者である二井知事の責任は重大です。対処方針を明確にすべきです。

 次に、35名の選手が参加資格違反とされたことです。第三者委員会としては処分はしないということですが、過去の国体で処分されてきた選手との整合性を図るべきだと思います。

 その上で、答申書③の当該選手の山口国体への参加を認めるのかどうか山口県体育協会で慎重に検討すべきと考えます。

 いずれにしても、24日の日本体育協会国体委員会の最終結論を注視する必要があります。

 最終結論を見極めながら、一貫してこの問題を追及してきた私として、今後、この問題を大いに問いたいと思います。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

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