土曜日の読売新聞と日曜日の中国新聞に、来秋の中学校県体育大会が中止に決まったとの報道がありました。
本日、県教育委員会に確認しましたが、中止は事実のようです。
理由として来年の山口国体と日程が重なるためと報道されています。
国体の趣旨が「国民の体育力向上」ならば、多くの生徒が参加する体育大会こそ、県民の体育力向上に貢献する大会だと言えます。
やはり、国体はトップアスリートだけのためにある大会なのかと思わせる今回の対応です。
会場の問題もあるとの報道もありますが、会場は、それぞれの中学校の施設など、対応の仕方が他にはなかったのか甚だ疑問です。
来年度中学校3年生になる生徒や保護者の方の「中止は残念」との意見が報道されていましたが、当然の意見だと私は感じました。
今回の本末転倒の対応に私も大いに疑問を抱きます。今回の報道に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
私は、本日、県教育委員会に、以下の質問を行い、後日、回答をいただくことにしました。
①国体先催県で、県体育大会の中止などはなかったのか。
②県体育大会の中止は、中学生の部だけなのか、高校や他の大会の中止はないのか。
③秋季、市・郡の体育大会の中止はないのか。
③県内の中学校や県立学校(高校・特別支援学校)で秋季運動会などの中止はないのか。
各学校では、来年度の行事計画を策定する時期です。来年度国体が開催されることに対する各学校の影響についての状況をお教えいただきたいと思います。
国体至上で教育現場が混乱したり、歪みが出るような事態は可能な限り避けるべきだと思います。皆さんのご意見をお聞かせください。
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