議員日誌

山口県選手団の国体参加資格を調査

 昨日、時事通信社は、「日本体育協会の泉正文国体委員長は14日、東京都内で記者会見し、千葉国体(25日~10月5日)に山口県から出場する複数選手に参加資格違反の疑いがあるため、この日設置した有識者委員会で調査することを明らかにした。国体選手は住民票登録をし、かつ日常生活をしている都道府県から出場するのが原則。関係者から『(同県で)日常生活の実態がない』とする異議が出されたという。
 来年国体を開催する山口県は、問題となった選手の強化に力を入れていた。泉委員長は『国体委と同県体協の間で参加資格規定の解釈にずれがある』と説明、『同様の問題がないか、第3者委が47都道府県すべてを調査する』と語った。 (2010/09/14-19:59)」と報道しました。

 私は、過去の議会で、国体のために結成された「きらら山口」(水泳)「下関トラッククラブ」(陸上)は、全て県外選手であることなどを指摘してきました。

 その後も私の所に関係者の方から国体選手の参加資格への疑義についての意見が多数寄せられ、私としても調査している最中での日本体育協会の判断でした。

 「第65回国民体育大会参加資格、年齢基準等の解釈・説明」(平成22年1月20日)によると、「居住地を示す現住所」とは、①住所を有し、しかも日常生活をしている所を指す。②平成22年4月30日以前から本大会参加時まで引き続き、この二つの条件を満たしていること とあります。

 私は、山口県選手団がこの参加資格に適合しているかどうか審査することは、国体の精神からも必要な対応だと思います。

 私は、日本体育協会が今回の審査を有識者委員会の中で審査することを決めたことを評価します。

 山口県で疑義が出るような案件が生まれたことは重大です。私は、山口県が、国体山口県選手団の居住の実態やこの問題が生まれた背景を県体協とともに調査し、県民の前に明らかにすべきと考えます。

 そして、その調査は、外部委員も入れた有識者委員会を立ち上げておこなうべきだと思います。

 皆さん、国体選手の参加資格に対する日本体育協会の対応をどうお考えですか。また、国体選手の参加資格に対する様々な情報もお寄せください。

 

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  1. 私もそのせいで千葉国体に出れなくなった一人です。
    私は、高校まで山口で育ち、2011年の国体には絶対出たと思い練習をしてきました。
    それにしても陸上はやりすぎです。成年のほとんどが県外の選手…
    勤務地が山口であるといえばそれまでですが、それは本当の県対抗といえるのでしょうか?彼らは山口”県”のために戦うのでしょうか?私にはお金のためだけにやっているように思ういます。
    また、どこかの記事で県体協は山口での実生活はある。と答えたとありましたが、明らかなウソです。山口で生活している人なんてほとんどいません。
    腹が立て来たのでこれくらいにしときます。そして、私は来年の選考会で彼らに勝ち、山口のやり方は間違っていることを伝えていこうと思います。

    by 匿名希望 — 2010年9月30日 22:41 PM

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