映画「ゴールドスランバー」でタッグを組んだ伊坂幸太郎さん(原作)と斎藤和義さん(音楽)の共著「絆のはなし」を読みました。
伊坂さんは、会社勤めをしながら小説を書いていた時、斎藤さんの「幸福な朝食 退屈な夕食」という曲を聴いて、小説に専念する決心をしたと書いています。
そして、小説家になった伊坂さんは、斎藤さんのために「アイネクライネ」という短編を書きました。斎藤さんは、この短編を元に「ベリーベリーストロング~アイネクライネ~」という曲を作りました。
伊坂さんは、私より7歳年下。斎藤さんは私より2歳年下です。二人とも同世代のアーティストとして今後とも注目していきたと思います。
斎藤さんとは、「ゴールデンスレンバー」からの縁ですが、同世代の歌手として共感するところ大です。
そういうことで、今、車の中で、斎藤さんの最新アルバム「月が昇れば」を聴いています。
斎藤さんの詞がいいですね。全ていいけれど、例えば、「ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー」がいい。
「ぜんぜんたいした事じゃない ドント・ウォーリー・ビー・ハッピー ましてや死ぬようなことじゃない 命取られるわけじゃない 真っ赤なハートは奪えない」
曲もとてもかっこいいです。私は、高校時代文化際向けバンドをしていた経験しかありませんが、斎藤ロックはかっこいいです。
45歳にして聞くべきアーティストに出会った感じです。
音楽では斎藤和義さんを、作家では、伊坂幸太郎さんに今年はじっくり接していこうと思います。
二人の作品には、時代へのメッセージが明確にあるところに惹かれますね。
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