昨日の富山和子さんの講演会で買った「海は生きている」を読みました。児童書として書かれているので大変分かりやすいものでしたが、とても深い内容でした。
この本の中で、富山さんは、地球温暖化を止めるためにどのように暮らしたらいいのか最後に書いています。
「できるだけごみを出さないこと。土からもらったものが土に返らせるようなくらしを、とりもどすことです」と書いています。
「じぶんたちの食糧は、できるだけじぶんの国で責任をもつ。それが、地球を守るエチケットです」と書いています。
自国の農林水産業を振興して、食料自給率を上げていけば、エネルギー消費を減らし、地域と森林を守ることにも通じ、地球温暖化を防止していく。
いろんなことがつながっていくのが嬉しい本でした。
30過ぎに私は、川柳の世界で時実新子さんに師事してきました。彼女が亡くなった後、心に少し隙間が出来ていたような感じがしていました。
40代半ばを迎えた今、富山和子さんの理論をこれからじっくり勉強していきたいと、この本を読んで改めて思いました。
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