議員日誌

福祉医療費助成制度で一定の前進が

 本日、私は、一般質問で登壇しました。

 市長選挙直後の議会で、準備は少し大変でしたが、充実した気持ちでこのブログを書いています。

 今回の質問で、いくつかの前進がありました。その第一は、福祉医療費助成制度の問題です。私が強く求めた新たなセーフティーネット対策については、「考えていない」との回答でしたが、

 市町に対する国民健康保険国庫負担金の減額措置について前進がありました。

 県は、市町が県と同じ基準で福祉医療費助成制度を実施した場合、国から減額される額の2分の1を翌年度に助成しています。

 この立場に立つと、21年度は、県の助成は、減額し、市町の負担は増えることになります。

 私は、この県の減額分は、市町への支援に回せと質問しました。

 これに知事は、県の減額分は約6000万円だとした上で、「この度の福祉医療制度の見直しに伴う、市町への減少分については、引き続き助成する方向で、来年度の予算編成の中で検討する」と答えました。

 私は、「市町にとっては、県が導入した一部負担金の肩代わりのため約5億円も財政負担が増えた上、国保のペナルティーの負担が増える。期待していた県のセーフティーネットはないことになる。結果的には県は、市町に三重苦を強いることになる」と指摘しました。

 知事の答弁は、この内、国保のペナルティーの負担増は、県が措置するというもので、市町の3重苦は2重苦に軽減されたことを意味します。

 率直に、この点については、知事の判断を評価したいと思います。粘り強い論戦の成果が生まれ、私自身も嬉しい気持ちです。

 この点に対して、問い合わせやご意見がございましたらお伝えください。

 しかし、福祉医療費助成制度の問題では、セーフティーネット対策を取らせることや、そもそも一部負担金をなくせの県民世論にこたえる県政を実現するため、引き続き力を尽くしたいと思っています。

 その他の問題でも様々な特徴がありましたが、今後の議会報告などをご参照いただければと思います。

 さて、一般質問が終わりました。ほっと一息する間もなく、この土日は、総務政策委員会の準備です。委員会が変わって初めての議会ですので、学ぶことが山ほどあります。

 委員会の中でも、県民の負託にこたえて力を尽くそうと思います。

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   一般質問を行う私です。熱が入りました。

 

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