本日、深山堤水利組合の末永組合長の案内で大野市議と一緒に、戸石川の現状を視察しました。
現場は、完成したばかりの真締川ダムの下流です。ダムには巨費が投じられましたが、わずかばかり下流に行くと、河川の護岸はあちこち崩落したままとなっていました。
護岸にどんぐりや白かしの巨木が生えていることろもありました。また、古い石橋が崩落したまま放置されているところもありました。
視察後、県宇部土木建築事務所に出向いて担当者に要望を伝えました。
まず、河川の崩落の改修については、「年次的に可能な範囲で出来るだけ対応したい」との回答でした。
次に、巨木の伐採については、「出来るだけ早く伐採できるようにしたい」との回答でした。
石橋崩落の現場の改修については、「現場を確認し、護岸の改修を出来るだけ早く行えるようにしたい」との回答でした。
厳しい予算の中ですが、前向きの回答であったと思います。その点では、関係者の方々に感謝申し上げます。
その一方で、山口県の河川行政が、ダムによる一点豪華主義から、河川全体の治水力を高める総合治水へと転換する必要があるのではないかと感じました。
小さな護岸の崩落個所が散在していました。
護岸に生えた白かしが大きく成長していました。
石橋の崩落箇所。わかりにくいですが橋脚が。
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