市長選挙に向けた日本共産党演説会開かれる
福祉医療制度一部負担金なくせ
ごとう市長予定候補決意語る
十三日、日本共産党演説会が行われました。
まず、吉田貞好衆議院中国ブロック比例代表候補が訴えました。
吉田氏は、「マツダは、山口労働局に是正指導を受けながらも、『法律違反はない』と居直っている。この問題を国会で小池議員が追及し、舛添大臣は、『法律違反』の疑いがあると答弁した」と報告しました。
続いて、藤本県議は、市長選挙への出馬を表明している「久保田元県議は何をやってきたか」という演題で発言しました。
藤本県議は、福祉医療費助成制度一部負担金導入の議案に賛成した点に触れ、「久保田元県議は、決定的な場面になると県いいなりになることが心配される」と述べました。
続いてごとう博市長予定候補は、「県が導入する福祉医療費助成制度の一部負担金について半額宇部市が助成するということであるが、全額無料になるように助成する。更に、子どもの医療費無料化の年齢を拡大したい」と訴えました。
参加者に決意を語るごとう博市長予定候補
福祉医療制度のセーフティーネット
宇部市は対象にしなと県が明言
十五日、「みんなの県政をつくる会」が、二井知事に対して福祉医療費助成制度への一部負担金導入の撤回を求める要望書を提出しました。
対応した平尾総合政策部長は、「見直し、負担金を撤回する考えはない」と答えました。
藤本県議は、「重度障害者の一部負担金の上限を二千円とし、超過分は県が負担する」としたセーフティーネット対策については見直すのか質しました。
この質問に大窪健康福祉部長は、「県と横並びで一部負担金を導入する市町に限って重度障害者の負担軽減策を検討していたので、宇部市についても、セーフティネットの対象とならない」ことを明らかにしました。
藤本県議は、「県として新たなセーフティネット対策は検討しないのか」と質しました。
大窪健康福祉部次長は、新しいセーフティネット対策を講じる考えがないことを明らかにしました。
仁比議員らが山口労働局にマツダへの再指導を要請
十六日、仁比参議院議員、中林元衆議院議員、吉田党県国会事務所長と藤本県議らは、山口労働局と懇談しました。
国会で小池議員の質問に対し舛添大臣は、「(マツダに対して)指導を再びやりたいと思っています」と答えました。
懇談では、山口労働局として、マツダにどのような再指導を行おうとしているのかが主要なテーマでした。
西方職業安定部長は、「大臣の答弁を重く受け止めている」と答えました。
一気
映画「ハゲタカ」を観ました。この映画の最後の場面で、主人公の鷲津が語るセリフが印象に残りました。「世の中には二つの悲劇がある。金のない悲劇と金のある悲劇。世の中金だ。金が悲劇を生む」この言葉に、映画の製作者の「資本主義はこのままでいいのか」という強いメッセージが込められていると感じました▼映画のパンフレットで大友監督が「戦後の日本人のバックボーンだった、アメリカという価値観が少なくとも経済的には崩れた。そういう動きの中でこの映画は、鷲津が自分に叩き込まれてきたアメリカのグローバリズムを捨てるドラマにもなっているんです」と語っています▼この映画は、これらの世界と日本の展望を示すことまでをテーマにしたものではありませんでしたが、今日の資本主義を徹底的にあぶり出したいという意欲は私の心に届きました。
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