本日、臨時議会が開かれました。
二井知事は、議案説明の冒頭に、新型インフルエンザ対策に関して、「県民の生命と健康を守るため、(中略)各般の対策に、万全を期してまいる考えであります。」と発言しました。
午後から、厚生委員会は、付託議案はありませんでしたが、新型インフルエンザ対策に関して集中審議が行われました。
私は、いくつかの点について質疑しました。まず、新型インフルエンザの詳細検査(PCR検査)についてです。私の質問に対し、健康増進課長は、「5月3日から、詳細調査のための検査キッドが国から届き、県としても検査が行える体制が整った」と答えました。
H18年7月に作成された「県新型インフルエンザ対策行動計画」の改定について県は、「現在、改定作業を行っている」ことを明らかにしました。
次に私は、米軍基地の検疫体制の強化について質疑しました。日米合同委員会の合意では、「米軍人等が米軍施設・区域において日本に入国する場合を除き、日本の当局が検疫を実施する」と定められ、米軍人には、検疫に対する国内法が適応されていません。私は、日米地位協定に、検疫に対して国内法が適用されるよう改めて県として国に求めるべきだと主張しました。これに、健康増進課長は、「基地を所管する総務部に伝える」と答えました。
次に、私は、県内の発熱外来の設置状況について質問しました。県は、先述した「県新型インフルエンザ対策行動計画」で示している9つの「新型インフルエンザ外来協力医療機関」を県内の発熱外来の設置が完了した数として公表しています。今日、健康増進課長は、「8医療圏で発熱外来の準備が完了した」と報告しました。しかし、先述した「新型インフルエンザ外来協力医療機関」は萩医療圏にはありません。
私は、「萩医療圏では新たに発熱外来を整備したのか。宇部・小野田医療圏では、3ヶ所の発熱外来が整備されたとの報道もあったが、県としては、現時点で、いくつの発熱外来を整備したのか」と質問しました。この質問に、県担当者は、「萩医療圏には、発熱外来を整備することが出来た。全体の設置状況は、調整中の所もあり、数は言える段階ではない。調整が完了した段階で、発熱外来の県内での整備数は公表したい。」と答えました。
次に私は、全国で問題になっている。「発熱などの症状で病院を訪ねた人が受診を断られたケースが県内であるのか」と質問しました。これに、健康増進課長は、「現時点ではない」と答えました。
次に抗インフルエンザウィルス薬の備蓄状況について質問しました。健康増進課長は、現在までの県備蓄量を149600人分だと説明しました。私は、「国が求める人口の45%分の備蓄量へは、あと何人分の備蓄が必要か。これを何年で備蓄しようとしているのか」と質しました。健康増進課長は、「人口45%分の備蓄量に対して、不足する量は、13万5千人分だ。これをH21年度~H23年度にかけて備蓄する計画である。1年度は、約4万5千人分となる」と答えました。
私は、更に、「佐賀県や三重県では、人口の45%分を前倒しで今年度中に備蓄を完了させると発表しているが、県として前倒しして備蓄量を増やすことはしないのか」と質しました。
健康増進課長は、「今年度購入予定分は、購入時期を前倒しして至急買いたい。次年度以降分を今年度前倒しして購入することは現時点で考えていない」と答えました。
最後に私は、教育委員会が連休中に渡航した児童・生徒・教職員を10日間の出席停止措置を行ったことに対し、その影響人数について質問しました。
これに県担当者は、「教育委員会は子どもなどへの影響を考慮して公表はしないと言っている」と答えました。
新型インフルエンザ対策に関する県の対応についてご意見のある方は私にお知らせください。
厚生委員会では、次に、福祉医療費助成制度に対する審議を行いました。まず、知事が2月県議会の厚生委員会で明言したセーフティーネット対策についてです。
この事に対して、県は、「6月議会には何らかの案が出せる」と答えながらも具体的な中身については言及を避けました。
最後に、継続審議となっている福祉医療費助成制度の一部負担金導入反対の請願の取扱について協議しました。
私は、県社会保障推進協議会や山口県腎友会・山口県保険医協会など16団体が、臨時議会での請願採択を求めていることを挙げ、「臨時議会での採択を」求めました。
これに対して、委員長は、「セーフティーネット対策の状況も見守る必要がある」などとして、「臨時議会での採択は行わない」としました。これに他の委員も同調し、今臨時議会での請願の採択は行われず、次回の6月定例議会まで持ち越しとなりました。
福祉医療制度の一部負担金導入に関する問題についてもご意見・ご要望がありましたら私にご意見を引き続き、お寄せ下さい。
「臨時議会で請願採択を」と本日陳情を受けました。
末の子どもが通う「こぐま保育園」に羊のくるみがいることは、過去のブログで度々書いています。
3月26日に、くるみが出産前だとも書きました。
予定日が連休中だというので、今日、娘を保育園に迎えに行って、先生方に様子を聞きました。
「まだ、産まれていません。今日、来てもらった獣医さんは、今月中には産まれると言われいました。異常はないそうです。」
親変わりのN先生は、泊まりがけで出産に備えておられます。N先生の眠れない日々が続きそうです。
と言うことで、くるみの子どもはまだ産まれていませんが、中間報告といたします。
くるみは毛に覆われ、今日の写真と3月26日の写真の違いを区別するのは、私も無理ですが、出産の日は確実に近づいています。
今度は、本当に赤ちゃんが産まれたら報告します。
今日のくるみの様子です。早く子どもに会いたいです。
連休は、山陰方面へ二泊三日で家族旅行に行きました。
初日の3日(日曜日)は、朝、家を出て島根県の温泉津に行きました。男性4人は、温泉津漁港で釣りを始めました。これまで我が家ではさびき釣りしかしていなかったのですが、子どもたちが投げ釣りがしたいと言いますので、その仕掛けを購入し、挑戦してみることにしました。するとカサゴが11匹、ベラが6匹釣れました。
小学2年生の三男も大きいカサゴを釣りました。
釣りの後は、温泉津の元湯で汗を流しました。
夜は、櫛島のキャンプ場にテントを張り泊まりました。近くには、バイク・自転車で旅行中の人。私たちのような家族連れの方など多数のテントが並びました。
カサゴはから揚げに、ベラは焼いて食べました。どれもとても美味しくいただきました。
二日目(4日・月曜日)は、世界遺産の石見銀山に行きました。午前9時に銀山方面に向かっていると、仁摩の砂ミュージアムの周辺で警備員の方の姿が見られます。
大田市仁摩支所から銀山にシャトルバスが走っていて、その周辺が臨時駐車場になっているのです。
駐車場に車を停めて、仁摩支所のバス停に着いたのが9時半。バスを長蛇の列です。待つこと1時間以上、ようやくバスに乗り、現地に到着しました。
まずは、龍源寺間歩へ。全長273キロ。当時の技術で、よく掘ったものだと感心しました。その後、代官所跡までを散策しました。
数年前に、五百羅漢には観光に訪れたことはあるのですが、銀山まで足を伸ばすことはありませんでした。
連休ということもあるのでしょうが、これほど大勢の観光客が訪れる観光地になろうとは、やはり世界遺産の効果は大です。
代官所跡から龍源寺間歩まで、古い町並みが続きます。
銀山を3時頃後にして、向かった先は、大山です。渋滞に巻き込まれながら、6時過ぎに、下山野営場に到着。
さすが大山。大きなキャンプ場です。数十のテントが並んでいます。いそいで、我が家もテントを立て、食事を済ませ、明日に備えました。
三日目(5日・火曜日)は、6時に起きて、朝食を取り、テントを撤収して、7時半に、夏山登山道より大山登頂に挑戦しました。
5合目までは、ブナの原生林。8合目からは、ダイセンキャラボクが群生しています。
4才の末っ子も、つまずきながらも、ほぼ歩ききり、家族全員で、1710メートルの山頂に辿りつきました。
標高の書かれた山頂のプレート前で記念撮影です。
2時30分に全員が下山して、皆生温泉で汗を流して、帰りました。家に着いたのは、今日の0時30分に過ぎていました。
今日は、旅行で使ったテントなどの片付けをして過ごしました。
中国地方最高峰である大山登頂に成功したので、 9月の連休には、四国最高峰の石鎚山に挑戦しようかと話しています。
もちろん、途中の波止場で釣りも楽しみながら、今度の旅行も、釣りアンド登山にしようと話しています。
緑のシャワーを体一杯に浴びてリフレッシュすることが出来た連休でした。
昨日の新聞は「1日午前、米シアトルから米軍のチャーター機で米軍横田基地に到着した米国籍の乳児からA型インフルエンザの陽性反応が出た」と報道しました。
山口新聞には、「チャーター機には260人~270人が搭乗。親子と周辺の乗客の計15人を除き、行動制限されておらず、一部の乗客は同じ軍用機で米軍岩国基地や沖縄県に移動したとみられる」と報道しました。
党県議団は、4月28日、「新型インフルエンザ対策の強化を求める要望書」を二井知事に提出しました。その内3項目は、米軍との関係についてです。
1、米軍岩国基地においては、軍人、軍属とその家族の健康状態を早急に把握し、公表するよう国、米軍に求めること
2、米軍岩国基地における米軍関係者の出入国、貨物の搬入については、国内でとられるのと同様の措置が行われるよう国、米軍に求めること
3、「新型インフルエンザ対策」のため、米軍、国、自治体による協議会等を早急に措置すること
横田基地で感染が疑われる幼児が見つかった事案を受けて、この3点の徹底が強く求められます。県は、私たちの申し入れに「渉外知事会で申し入れた」と答えました。これに留まらず、県独自で米軍への対応をきちんと行い、岩国基地内での状況を県民に公開していくことが重要です。また、国も米国・米軍に基地内での検疫の徹底と情報公開を強く求め、結果を国民に示す時です。
5日には、「日米親善デー」で米軍岩国基地が一般公開されます。米側のこの問題での情報開示が不十分で、市民の不安が払拭できないままの基地開放は中止すべきだと私も考えます。
8日から臨時県議会が開かれます。8日に厚生委員会が開かれて「新型インフルエンザ対策」の審査が行われるとの連絡が私に届きました。この問題を含めて、様々な問題が審議できる委員会になればと思います。
さて、明日(4日)のブログ更新はお休みします。山陰方面に家族旅行です。5日の夜に帰ってくる予定です。明後日は更新したいと思っています。
今日は、宇部市西部日本共産党後援会主催の「わらび狩り&温泉」ツアーが開かれました。私は、子どもたち4人と参加しました。
11時に、萩市福江のわらび台に到着し、子どもと私の5人でわらびを取り始めました。あるはあるは。4才の長女も沢山採りました。
わらび台には、大きなやぎもいました。子どもたちが草をやるとよく食べました。
集会所で昼食を取って、阿東町の願成就温泉に移動しました。みんなで記念写真を取りました。
左肩にカメラマンの方の手が写っていますが、そこは愛嬌でお許しを。
帰りに、長門峡道の駅に寄ると丁度、SL山口号が通過しました。
目の前で撮影したSLは素人ながら、なかなかではないでしょうか。
私を選者に恒例の川柳句会も開いていただきました。入選作品は、山口民報の「やまみん川柳5月」に掲載予定です。
後援会の皆さん、楽しい一日をありがとうございました。
本日、午後2時から琴芝街区公園で行われた「第80回宇部地域メーデー」に参加しました。
いつもは、来賓あいさつをするところですが、今年は、市議補選の候補者でもある五島博北南地区委員長があいさつしました。
本日、厚生労働省が、全国の非正規労働者の雇い止めの人数を発表しました。その数は、20万7381人という数です。
山口県の状況を聞きましたら、今年9月までの予定を入れて4020名という数です。前回の3月末現在の数よりも280名増えています。
内訳を県に聞くと、エム・シー・エスが1000人。マツダが840人。NECが230人。THKが290と数は増えていませんが、企業名非公表の数が1660名と前回の数よりも丸々280名増えているのです。
今日、宇部興産関連労組の役員の方が報告されていました。「宇部興産関連のアルミホイルを製作する会社は、非正規労働者の8割を削減したと言われているが、何人雇い止めしたのか公表をしていない」と。
宇部興産など、非正規労働者を雇い止めした企業で数を公表していない会社は、是非、公表すべきだということを今日もこの場で強く求めたいと思います。
さて、雇用の悪化は、非正規労働者に限りません。正規労働者にもリストラの危機が迫っています。
4月28日の日本経済新聞は、NECエレクトロニクスとルネサスとの統合問題で、「投資額が大きく固定費負担の重い前工程は07年末でNECエレに13、ルネサスに12ある。これを来春までに各8に減らす」と報道しました。
前工程とは半導体のチップを完成させる前段階の工程を意味します。NECセミコンダクターズ九州・山口では、この前工程を行っている工場が、山口工場と熊本工場と言われています。
この問題に関連して私の所に関係者からメールが届きました。「こんどこそNECセミコン九州・山口の山口工場の前工程も確実に無くなるでしょう。今度は派遣切どころではありません。前工程正社員数百人の削減・転勤が確実です」
私は、日本経済新聞の報道を含めて、山口工場の前工程の現場が今後どうなるのか、連休明けに工場に出向いて直接状況をお聞きしたいと思っています。
この問題は、宇部市の経済にとっても重要な出来事です。
この問題で詳しい状況をご承知の皆さん、まら不安を抱えておれらる皆さんの声をお聞かせください。
メーデーであいさつをする。五島博地区委員長
デモ行進をするメーデー参加者