本日、午後2時から琴芝街区公園で行われた「第80回宇部地域メーデー」に参加しました。
いつもは、来賓あいさつをするところですが、今年は、市議補選の候補者でもある五島博北南地区委員長があいさつしました。
本日、厚生労働省が、全国の非正規労働者の雇い止めの人数を発表しました。その数は、20万7381人という数です。
山口県の状況を聞きましたら、今年9月までの予定を入れて4020名という数です。前回の3月末現在の数よりも280名増えています。
内訳を県に聞くと、エム・シー・エスが1000人。マツダが840人。NECが230人。THKが290と数は増えていませんが、企業名非公表の数が1660名と前回の数よりも丸々280名増えているのです。
今日、宇部興産関連労組の役員の方が報告されていました。「宇部興産関連のアルミホイルを製作する会社は、非正規労働者の8割を削減したと言われているが、何人雇い止めしたのか公表をしていない」と。
宇部興産など、非正規労働者を雇い止めした企業で数を公表していない会社は、是非、公表すべきだということを今日もこの場で強く求めたいと思います。
さて、雇用の悪化は、非正規労働者に限りません。正規労働者にもリストラの危機が迫っています。
4月28日の日本経済新聞は、NECエレクトロニクスとルネサスとの統合問題で、「投資額が大きく固定費負担の重い前工程は07年末でNECエレに13、ルネサスに12ある。これを来春までに各8に減らす」と報道しました。
前工程とは半導体のチップを完成させる前段階の工程を意味します。NECセミコンダクターズ九州・山口では、この前工程を行っている工場が、山口工場と熊本工場と言われています。
この問題に関連して私の所に関係者からメールが届きました。「こんどこそNECセミコン九州・山口の山口工場の前工程も確実に無くなるでしょう。今度は派遣切どころではありません。前工程正社員数百人の削減・転勤が確実です」
私は、日本経済新聞の報道を含めて、山口工場の前工程の現場が今後どうなるのか、連休明けに工場に出向いて直接状況をお聞きしたいと思っています。
この問題は、宇部市の経済にとっても重要な出来事です。
この問題で詳しい状況をご承知の皆さん、まら不安を抱えておれらる皆さんの声をお聞かせください。
メーデーであいさつをする。五島博地区委員長
デモ行進をするメーデー参加者
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