議員日誌

タミフルは大丈夫でしょうか

 私の次男が、アデノウィルスと診断され、一昨日から学校を休んでいます。長男は、昨日インフルエンザの診断を受けて学校を休みました。昨夜も二人とも38度代の熱が出ていましたので、今日も学校に行くのは難しいでしょう。

 さて、仙台の中学生がタミフルを服用後、11階の自宅から転落した事故は、子どもを持つ親の一人としてとても気になります。

 厚生労働省も、ついに昨日、「未成年者がインフルエンザにかかると精神・神経症状が出て、異常行動をとる場合がある」として、発症後二日間、未成年者を一人にしないよう注意を呼びかけたと報道されました。

 タミフルは、国が新型インフルエンザに対応するための備蓄をすすめている薬品です。厚生労働省は、新型インフルエンザが全国的に流行した場合、約4分の1の人が感染すると予想して、医療機関を受診する患者数は、最大で2500万人と推定しています。これを山口県にあてはめると、医療機関を受診する患者数は、30万人。その内、県が12万4千人分、国が12万4千人分購入し、残りの5万2千人分は、通常流通でまかなうという段取りです。山口県は、12万4千人分を今年度と来年度で購入する計画をたてています。

 私は、その議案が出された昨年9月県議会の厚生委員会で、「なぜ、タミフルか。異常行動の発生事案が出ているが大丈夫か。」と質問しました。県としても厚生労働省の情報に頼るしかないのが現状です。やはり、厚生労働省として、早急に、タミフルと異常行動による事故死との因果関係を調査し、国民に結果を公表すべきです。

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