先ほど、天童荒太さんの「悼む人」を読み終えました。
天童作品では「家族狩り」に続き、読み終えた作品となりました。
「悼む人」は題名の通り、生と死が極限まで問い直された作品です。
主人公の静人は、全国を旅して亡くなった人たちを悼み続けます。
雑誌記者の蒔野と夫を殺した倖世は、静人を疑いつつも、静人から影響を受けます。
読者である私も、静人のような人物の存在を疑いながら読み進めながら、静人から影響を受けました。
そして、静人の母、巡子の生き様にも感銘を受けました。
天童荒太さんの作品は、生きる意味を考えさせ、読み物としても一気に読ませます。
この勢いで、今年中に天童作品を読破したいと思います。
次は、「静人日記」。その次は、最新作の「歓喜の仔」を読みたいです。
今日のドラマ「家族狩り」も楽しみです。
天童ファンの皆さん感想をお聞かせ下さい。
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