沖縄県で、帰宅途中の女性が出張中の米海軍兵二人に暴行された事件が発生しました。
日本共産党赤嶺政賢衆議院議員に警察庁が提出した資料で、山口県内でも米軍人による刑法犯検挙事件が多発している状況が明らかになりました。
資料は、今年1月12日、警察庁刑事捜査第一課が赤嶺議員に提出したものです。
平成元年から平成23年までに山口県内で発生した米軍人による刑法犯検挙事件の発生状況が明らかになっています。
米軍人による刑法犯検挙事件は、平成元年から毎年発生し、平成23年までに213件となっています。
一番多いのは窃盗犯ですが、凶悪犯も5件発生し、その内、強姦が、平成4年・平成15年・平成17年にそれぞれ一件発生。強姦事件が平成元年から平成23年までに3件発生しています。
警察庁の資料で、米兵による強姦事件の検挙件数の4分の3が、沖縄・神奈川県に集中して発生していることが明らかですが、山口県でも過去23年間に3件発生している事実は重大です。
これらの事実は、「綱紀粛正」では米兵による性的暴行事件を含む刑法犯が根絶されないことを示しています。
山口県も渉外知事会を通じ「日米地位協定の抜本的見直し」を要望していますが、沖縄での事件を受けて、日米で早急に取り組むべき最重要課題です。
同時に、基地をなくさない限り、米兵犯罪がなくならないことを私たちに教えてくれています。
米兵犯罪が毎年にように、県内で発生していることについて皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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