議員日誌

第33回 山口原爆死没者追悼・平和式典

 ヤマグチ原爆死没者追悼・平和式典に参加しました。県議に当選以来、9年。ほぼ毎回参加しています。平和の誓いを新たに出来る日となりました。

 採択された「平和の誓い」には、「日本政府の閣僚からは公然と核兵器保有議論が出たり、久間前防衛相のように『原爆投下は・・・しょうがなかった。』と原爆投下を正当化する者さえ現れました。これらのことは、平和を求める声を押さえ込み、日本の核武装に向けた地慣らしに思えてなりません。」という件があります。

 式典では、自らの被爆経験を語る方がおられましたが、この方の経験を繰り返してはならない。広島・長崎に投下された原爆により、数十万人の命が奪われた。この悲劇を繰り返してはならない。この真理にしっかり立脚して、平和の誓いを新たにしなければなりません。県内の被爆者手帳保有者は、4775名です。平均年齢は76才。今後の課題の一つは、被爆2世に対する援護施策の実施があります。また、被爆体験をどう継承していくかも重大な課題です。

 式典の最後に、今年から09年までを「山口県原水爆禁止メモリアル・イヤーズ」にすることが提起されました。具体的には、第一に、「非核3原則を貫徹し、核兵器廃絶を目指す」意思の県民個々人の名前を刻印したパネルの建設事業が取り組まれます。私は、早速、式典会場で、賛同のサインを行いました。

 先述した「平和の誓い」は、「核兵器廃絶と世界恒久平和に向けて、たゆまない努力をすることを誓います。」で閉じられています。まさに、この努力を続ける事が、私の生き様であることを再認識する集会となりました。

 

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