今朝の中国新聞は、米軍主催の日米合同訓練「レゾリュート・フォース・パシフィック」について、次のように報じました。
「中国四国防衛局は30日、岩国市の米軍岩国基地に今月上旬から、外来機8機と航空自衛隊の戦闘機3機が展開すると同市と山口県に伝えた。9日~8月4日の米軍主催の大規模演習の一環。市は騒音対策などを国に求めた。市によると、9日以降、米空軍のF16戦闘機8機が米国本土から岩国に飛来する。航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機3機は14~18日、岩国に展開する。その後、F16戦闘機8機と岩国基地所属の米海兵隊のステルス戦闘機F35B4機は22~30日、小松基地(石川県)へ展開する。同期間、岩国の別のF35B4機は、松島基地(宮城県)へ展開する。米空軍が西太平洋地域の広域で開く大規模演習『レゾリュート・フォース・パシフィック』で、空自とも共同実施し日米の相互運用性を高める。岩国市は国からの状況を受け、早朝や夜間の離着陸を極力避けることなどを米側に求めるよう防衛局に要請した。」
今日行われた総務企画委員会で、私は、「レゾリュート・フォース・パシフィック」を取り上げました。
私は、「現在、米軍岩国基地に、F35Bの新たなローテーション部隊10機に加え、F16戦闘機8機が飛来し、合計18機の戦闘機が、増える事態となる。この事態に対し、岩国市と協議し、国に働きかけを行うべきだ」と質しました。
総務企画委員会の審議に参加する私です。
昨年10月から、米軍岩国基地も含めて「キーン・ソード25」という日米統合実働演習が行われました。そして、今月から「レゾリュート・フォース・パシフィック」という米軍主催の日米合同訓練が行われます。大規模な日米合同演習が何度も米軍岩国基地を舞台の一つとして行われています。その都度、米軍機や自衛隊機が展開しています。このような訓練は、中国などを刺激することになることは必至です。
日本共産党は、2024年「東アジア平和提言」を発表しました。この提言は、東アジアを「分断と敵対」から「平和と協力」の地域に変化させようとするものです。
抑止力の顕示は、偶発的な戦争へつながる可能性をはらんでいます。
日本は、軍備拡張競争の片棒を担ぐのではなく、アジアの平和を構築するために、平和外交で役割を発揮する時だと思います。今こそ、日本共産党の「東アジア平和提言」が輝く時だと思います。
総務企画委員会で本日、しっかり、岩国基地に関する質疑を行いました。10年ぶりの総務企画委員会でしたが、これから2年間、基地問題についてもしっかり質疑を行っていきたいと思います。岩国基地をめぐる様々なご意見を藤本にお寄せください。
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