昨日、一般質問で登壇しました。本日から随時報告していきます。
私は、知事の政治姿勢としてセンチュリー購入問題を取り上げ以下の質問を行いました。質問の後に内畠会計管理局長の答弁を掲載します。
Q宮内庁から県に皇室対応車両を持つように要請はあったのか。
A宮内庁から県に対して要請はない。
Q2台の皇室対応車両は日常的には県議会の議長、副議長の送迎に使われている。実際には議長車を新たに購入するのが目的だったのではないか。
今年度70億円もの財源不足が予測される中、なぜ2000万円を超える高級車を購入する必要があったのか。
A今回の車両購入については、老朽化したセンチュリーを更新するもので、併せて、県全体の保有を3台から2台に削減した上で、効率的な運用を図るため県側において一元管理し、県側での使用がない時は、議会へ貸し出しを行うもの。今回の更新は、皇室・貴賓車用車両という性格上、車両への信頼やこれまでの運用実績において、特段の問題もなかったことを踏まえて、従来通りにした。
Q予算説明書には備品購入費24963千円と記されているだけである。「皇室対応車両」を記入しなかったのはなぜか。
A予算説明書への記載については、これまでも、一括して金額のみを計上してきたところだ。
Q地方公共団体では「普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の事務を管理し及びこれを執行する」とされている。知事は適切に事務を管理し執行したとは言い難いのではないか。
A備品購入費など内部的経費については、総額を抑制していくという知事方針に基づいており、ご指摘は当たらない。
私は、再質問で次の点を聞きました。続いて、内畠会計管理責任者の答弁を掲載します。
Q広島県で購入したセンチュリーは、1804万円だった。山口県は、センチュリー2台を下取りに出したにも関わらず、広島県より約260万円高い落札額になっているのはなぜか。
A広島県の方が予定価格自体は本県より60万円くらい高かった。あくまでも入札の結果であると認識している。
Q山口県事務決裁規程には、予定価格600万円以上のものは会計管理局長が決裁者となっている。会計管理局長はセンチュリー購入をいつ決裁したのか。
A今年3月12日に決裁した。
Q知事は、記者会見で、「センチュリーについて車種についても更新の際、比較検討すべきだった」と述べた。センチュリーの入札説明書には物品の特性としてセンチュリーとされており、車種の比較検討は全くできない仕様であった。同時に知事は記者会見で「公用車は更新時に用途や使い方を見直す必要がある」と述べた。知事の意見を具体化するために、仮称「公用車購入ガイドライン」を作成すべきだ。
A公用車の購入については、それぞれの使用目的により、車種や型式を決定している。統一的なガイドラインを作成することは考えていない。
私は、再再質問で、次の質問をしました。次に内畠会計管理局長の答えを掲載します。
Q山口県事務決裁規程には、物品の売払いについては、2000万円以上は知事が決裁者、1000万円台は副知事が決裁者となっている。しかし、物品の購入は、600万円以上が会計管理局長である。私は、物品の売払いと購入の決裁者の規定を一緒にすべきだと思う。物品購入を2000万円以上は知事が決裁できるようにしたら、知事が、予算編成過程の中で知事が個別の協議はなかったという状況は回避できた。
以上、山口県事務決裁規程を見直すべきだ。
A物品の購入と売払いとは、その性質や事務手続きも異なる。同じ取扱いにすることは考えていない。
その他の質問は、後日報告していきます。
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