先週から、NHKドラマ「四十九日のレシピ」が始まり、昨夜は、第二話が放映されました。
昨年6月6日のブログで、この本の事を取り上げました。その時に、「この作品が映画化されることを望んでいます。」と書きましたが、ドラマ化という形で夢が叶いました。
伊吹有喜さんの原作を再読していますが、やっぱりいい作品です。
原作に一番ぴったりなのが、百合子役の和久井映見さんです。弱そうでいて芯がしっかりしている百合子そのものです。
井本役の徳永えりさんは、原作の方が強烈ですが、しっかり脇を固める演技に好感が持てます。
百合子の継母・乙美の死を通して、家族や彼女に関わったそれぞれが彼女の生きた人生を振り返ります。
その行為を通じて、各々自分の人生を振り返ります。そして、前を向いて各々が歩みはじめます。
原作では涙を流すことはありませんでしたが、ドラマを観ながら、時々涙しました。
ドラマは4話で終わりますので、後2回です。クライマックスの宴会のシーンがどう映像化されるのか楽しみです。
私の大好きな小説を映像化していただいたNHKのスタッフの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
NHK火曜10時の「ドラマ10」の枠で、4月12日から海堂尊さん原作の「マドンナ・ヴェルデ」が放映される予定です。
この原作の姉妹作である「ジーン・ワルツ」は映画化されて現在ロードショー中です。
「マドンナ・ヴェルデ」を読んだ感想は、昨年7月6日のブログで触れましたが、映画「ジーン・ワルツ」を観た感想も加味して、ドラマ化がとても楽しみです。
ドラマの配役を見ると、母親のみどり役は、松坂慶子さんで、娘の理恵役は、国仲涼子さんのようです。
「マドンナ・ヴェルデ」のドラ化に感謝しつつ、ドラマ開始までに、原作を再読しようと思っています。
ドラマ「四十九日のレシピ」をご覧になった皆さん感想をお聞かせ下さい。
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