新聞の広告につられて、第56回江戸川乱歩賞受賞作 横関大さんの「再会」を読みました。
久々のミステリーで、一気に読めた作品でした。
横関さんは、江戸川乱歩賞に8回応募され、最終候補4回目での受賞ということです。
まだ、35歳なので、これからの活躍に期待できます。
ミステリーに「殺人」はつきものです。それに至る、苦悩と葛藤と背景が読者に伝わるかどうかが大切ですね。
この作品を読んで、ハラハラする場面展開で、最後の1ページまで一気でしたが、葛藤と背景の辺りをもう少し感じることが出来たらと思いました。
人を感動させるというのは難しいですね。文学とは奥深いものですね。
しかし、新しい作家と出会い、嬉しい読後感でした。
江戸川乱歩賞受賞作では、これまでに、第48回三浦明博さんの「滅びのモノクローム」など読んでいます。
受賞作家の中には、東野圭吾さんなど、文壇の中心で大活躍されている方々が多数おられます。
横関大さんの次回作が楽しみです。
皆さん「再会」を読んでの感想をお聞かせください。
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