今日、仁比参議院議員、中林元衆議院議員、吉田党県国会事務所長とともに、山口労働局と懇談しました。
6月4日に、山口労働局は、マツダに対して、労働者派遣で違法なクーリングを行って、派遣期間を越えて派遣を受け入れているという労働者の申告に基づいて是正指導を行いました。
この是正指導に対して、マツダは、「当社として、過去、法律違反はなかったと理解していますが、今回ご指導を受けたことは真摯に受け止めています」とのコメントを発表しました。
このマツダの姿勢について、6月9日の参議院厚生労働委員会で小池議員が、「労働局の指導内容をこんなふうにゆがめて発表するような企業に対しては、私は厳正に臨んでいただきたい」と舛添大臣に質問しました。
これに舛添大臣は、「労働局が厳正な指導をやる前提は法律違反でありますから、これは労働者派遣法違反が明確に行われているから指導に入ったわけでありますので、これは真摯に受け止めて改善してもらわないといけないのでありまして、もしそういうことがなければ更にこれは指導を再びやりたいと思っています」と答えました。
本日の懇談では、山口労働局として、マツダにどのような再指導を行おうとしているのかが主要なテーマでした。
最初に、西方職業安定部長は、「大臣の答弁を重く受け止めている」と答えました。
また、中村一徳需要調整事業室長は、「違反があることに対しては今度とも指導する。是正指導で改善されない場合は、勧告。その次は公表という手順となる」と答えました。
参加者からは、「小池議員は、『派遣元が、労働者派遣を行わない旨を派遣先及び派遣労働者に通知する』という派遣法35条の2項の通知がないことを理由に直接指導出来ないとするのは、派遣法が機能不全に陥ると指摘した。また、告発した労働者が職を失っている場合でも、その労働者の雇用が維持される方向で厳しく臨むよう指摘した。この二つの指摘に対して、舛添大臣は、『その方向で更に厳しく指導を行いたい』と答えている。山口県労働局もこの大臣答弁の立場にしっかりたって、マツダの法違反に対して厳正な再指導を行ってほしい。そして、告発した労働者が直接雇用できる状況を実現してほしい」との要望が出されました。
このことに対してて、西方部長は、「広島労働局とも連携して対処したい」と答えました。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
説明しているのが仁比参議院議員、前列右端が私
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