ブログ

田村智子日本共産党委員長が福田良彦岩国市長と米軍岩国基地問題で懇談を行いました

 10月30日、しんぶん赤旗日刊紙は、日本共産党の田村智子委員長が、10月29日、米軍岩国基地周辺を視察したと次のように報じました。
 「日本共産党の田村智子委員長は29日、日米一体のミサイル攻撃態勢が進んでいるもとで、米軍岩国基地と陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)を視察し、自治体や住民と懇談しました。岩国市では福田良彦市長と懇談し、米空母艦載機の着艦訓練(FCLP)強行や、米軍の新型ミサイルシステム『タイフォン』が撤収されていない問題で意見交換しました。田村氏は、9月に岩国基地で25年ぶりにFCLPを強行した問題で『爆音被害は深刻であり、海外ではありえない訓練だ。二度とやらせてはいけない』と強調しました。米長距離巡航ミサイル・トマホークを発射できる『タイフォン』が日米共同訓練で岩国基地に展開されたものの、訓練終了後『1週間程度』で撤収するという事前の説明に反して1ヶ月以上撤収されずに配備されたままになっています。田村氏はこの問題で、フィリピンで米軍が当初『一時的』としながら訓練後に1年半が経過しても配備されたままだと指摘し、なし崩し的に配備される危険があると語りました。福田氏は、国から『配備は一時的』で『搬出手続き中だ』と聞いていると回答。一方、事前に通告した時間外でFCLPを行ったことやタイフォンを撤去しない問題に触れ、『約束違反を重ねることは信頼関係を損ねる」との認識を示しました。懇談後、田村氏は会見で岩国基地と健軍駐屯地を視察したことに触れ『日米一体のミサイル強化が進められており、米中対立の中で日本が戦争に巻き込まれる危険が高まっている』と強調。『有事にさせない外交が大切だという点で福田氏と一致し、有意義だった」と語りました。福田氏は会見で『共産党とは基本的な考え方は違いが、国民の安全安心を確保する、言うべきことを言うのは、大いに共感できる同じ考え方だ』と語りました。懇談には仁比聡平参院議員や党市議らが参加しました。懇談に先立ち田村氏は、山頂にある展望台や基地近くの堤防を視察。複数の米軍F35ステルス戦闘機が爆音を出しながら離着陸する様子を確認しました。また田村氏は、夜間・早朝の飛行差し止めなどを国に求めた岩国爆音第二次訴訟の原告らと懇談。『FCLPは経験したことがない爆音だった。恒常的に行われる恐れがあり、止めるために共産党に頑張ってほしい』『タイフォンがなし崩し的配備されないか心配』などの声が寄せられました。」
 2006年8月志位委員長(当時)と井原市長(当時)懇談を行いました。田村委員長と福田市長の懇談は、19年ぶりということになります。
 日刊いわくには、「福田市長は報道陣に『田村委員長とこうして会って話すのは初めて。とても気さくな方でざっくばらんに基地問題を含めいろいろな意見交換ができた』と会談内容を説明した」と報じました。
 田村委員長と福田市長との懇談で、岩国基地で二度とFCLP訓練をさせない、岩国基地から即時タイフォン撤去、有事にさせない外交努力が大事などで一致したことはとても有意義なことだと思います。
 田村委員長と福田市長との懇談に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。