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センチュリー更新時は、集中管理自動車の活用を検討すべき 貴賓車は民間のハイヤーで対応すべき

 28日、中国新聞は、山口県の貴賓車センチュリーについて次のように報じました。
 「山口県の高級公用車『センチュリー』2台のうち、県議会副議長の公用車として使い、買い替えを含めた更新を検討している1台について、村岡嗣政知事は28日の記者会見で更新に伴うセンチュリーの購入に慎重な姿勢を示した。村岡知事は対象のセンチュリーについて『当然見直しをしないといけない』と言及。対応は担当課の話を踏まえて考えるとし、『いろいろな議論もあり単純に延長や更新と言ったものにすべきではないと思い』と述べた。検討対象の車両は県が2013年に1230万円で購入。20年に2090万円でこうにゅうしたせんちゅりーと合わせ、県は皇族や外国の要人を送迎する貴賓車として運用している。県によると、20年度以降の貴賓車としての使用は今年9月時点で計17日間。貴賓車として使わない期間は県議会に無償で貸し出している。県は、26年11月に車検の期限を迎える13年購入分について、今月上旬からセンチュリーを含めた車両購入や廃車、継続使用などの対応を検討している。」
県物品管理課が管理している『集中管理自動車」は、7台です。
 令和2年式のセンチュリー(貴賓車)は、日常的に議長車として使われています。
 平成25年式のセンチュリー(貴賓車)は、日常的に副議長車として使われています。この自動車が新年度更新時期を迎えます。
 平成29年式のマツダCX-8は、知事車として使われています。
 平成27年式のクラウンは、副知事車として使われています。
 平成27年式のクラウンは、教育長車として使われています。
 その他、平成29年式の日産ティアナ、マツダアテンザがあります。
 2022年度の利用実績は、日産ティアナが、30日、マツダアテンザが26日です。
 日本共産党県議団は、2023年5月15日、村岡知事へ「県議会へのセンチュリーの貸し出し中止を求める要請書」を提出し、議長・副議長に対しては、日産ティアナやマツダアテンザなどセンチュリーを除く5台の集中管理自動車で対応するよう求めました。
 私は、10月29日付で、物品管理課に対して、センチュリー以外の集中管理自動車の23年度以降の利用実実績について、照会しました。
 新年度、平成25年式のセンチュリーが更新時期を迎える今こそ、県の集中管理自動車の在り方を抜本的に見直すべきです。センチュリーを新たに購入しないことは当然ですが、私は、新しい車両を買わないで、対応することを県は、検討すべきだと思います。
 2020年9月23日の朝日新聞は、中国四国九州16県で、来賓用の車両を持っているのは、山口県と香川県と長崎県だけだったと報じています。現在、香川県と長崎県はどう対応しているのか調査したいと思います。

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