16日、中国新聞は、山口県の高級公用車センチュリーについて次のように報じました。
「山口県の高級公用車『センチュリー』2台のうち、県議会副議長の公用車として使っている1台について、県が車種の変更や廃車を含めた検討を始めた。2026年11月に車検の期限を迎えることなどを受け、25年度内にも方針を決める見通し。関係者や県によると、対象のセンチュリーは13年に1260万円で購入し、ことし9月末時点の走行距離は30万1687キロ。県は独自基準で、10月1日時点に(1)購入から11年以上経過(2)走行距離12万キロ以上(3)新年度に車検更新時期を迎えるーの3点にいずれも該当する場合に更新を検討すると定めている。更新する場合は、購入かリースする車種をセンチュリーを含め検討し、更新しない場合は廃車や継続しようの選択肢もある。購入などする場合は関係費用を26年度当初予算案に計上するとみられる。県物品管理課は『他の予算編成作業と同じく内容は答えられない』とする。県は20年に2090万円で購入したセンチュリーと合わせ、2台を貴族や外国の要人を送迎する貴賓車として運用している。県によると、20年度以降に貴賓車として使ったのは今年9月末時点で計17日間。貴賓車として使わない期間は県が県議会に無償で貸し出し、20年購入分は柳居俊学議長、13年購入分は河野亨副議長の公用車として使っている。購入から11年未満の20年購入分は運用を継続する。20年購入分のセンチュリーを巡っては、公金の違法な支出だとして元県職員が村岡嗣政知事に全額を県に返還するよう求めた住民訴訟で、22年の一審山口地裁は原告の請求を認めた。県側が控訴し、23年の二審広島高裁判決は一審判決を取り消した。同年に最高裁が原告側の上告を退けた。」
私は、この問題を、6月30日に行われた、6月県議会総務企画委員会で質疑しました。
私の質問に物品管理課長が、私の質問に対して、副議長が利用しているセンチュリーについて、走行距離は、今年5月現在で29万5034キロであり、車検の満了日が来年の11月19日であり、購入年数は、今年度で12年経過あると答えました。
私は、購入後11年以上が経過し、かつ12万キロ以上の走行距離で、新年度に車検更新となるのが副議長が乗車しているセンチュリーであることが分かったし、今年度行う、新年度予算編成の中で、この車両を更新するのか、継続して使用するのかなどを決めなければならないと発言しました。
物品管理課長は「更新するかどうかも含めて今後検討していくことになる」と答えました。
11月県議会で、この問題を取り上げたいと思っています。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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