昨日の中国新聞デジタルは、私が昨日、一般質問で取り上げた長生炭鉱の遺骨収集に関する内容を次のように報じました。
昨日、一般質問で登壇する私です。
「戦時中に朝鮮人を含む183人が犠牲になった宇部市の長生炭鉱での人骨の回収について、山口県は26日、『遺骨の収集、返還は国の責任で対応されるもので県独自の支援は考えていない』との見解を示した。この日の県議会一般質問で担当部長が答弁した。遺骨の回収を進めている民間団体『長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会』は人骨の身元特定やさらなる遺骨収集を国に求めている。刻む会の要望を県が国に伝えるべきとの指摘には『現時点で、国に支援を求めたり、声を届けたりする予定はない』とした。刻む会は8月25、26日の潜水調査で初めて頭蓋骨などの人骨を回収し、現在は山口県警が保管している。県警の熊坂隆本部長は『DNA鑑定の要否を含めた対応は現在、警察庁と協議している』と述べた。本会議を傍聴した刻む会の井上洋子共同代表は『県として対応を要望し、早く解決しようとする姿勢がなく残念。身元の特定は速やかに進むと思っていたが、1カ月たったのにDNA鑑定もできていない』と話した。」
県は、2018年に2度、国を訪問し、厚生労働省人道調査室に「遺骨収集の要望」を行っています。
2021年6月10日、2022年9月6日、2023年12月11日、2024年8月29日に電話で、県は、厚労省人道調査室に、「遺骨収集の要望」を行っています。
長生炭鉱の坑口があいた1年前から、電話でさえも「遺骨収集の要望」を行っていないのは異常な状況です。
私の質問は、上京して、要望を県として行うことを求める内容でしたが、今後は、電話での要望を行わない理由について質していきたいと思います。
私の長生炭鉱の質問の内容は、昨夕のNHK山口放送局、KRY山口放送でも取り上げられました。
引き続き、来週から行われる総務企画委員会に向けて、この週末は、資料を読む日が続きます。
県政全般の皆さんのご意見を藤本までお届けください。
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