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ユネスコが、「Mine秋吉台ジオパーク」を「世界ジオパーク」に認定するよう勧告を行いました。

 昨日、NHK山口放送局は、美祢市の「Mine秋吉台ジオパーク」について次のように報じました。
 「ユネスコの『世界ジオパーク』認定を目指している美祢市の『Mine秋吉台ジオパーク』について、ユネスコの評議会は認定を勧告することを決定しました。来年春に開かれる執行委員会で承認されれば正式に決定します。『世界ジオパーク』は、地球の成り立ちを知る上で貴重な地形や地質があり、教育や観光への活力も期待される地域をユネスコが認定するもので、国内では熊本県の阿蘇地域や島根の隠岐諸島など10の地域が認定されています。美祢市は、3億5千万年前からの変化を確認できる地層があり、多彩で貴重な地形が残っていることから市内全域を『Mine秋吉台ジオパーク』として、『世界ジオパーク』の認定を申請していて、ことし7月には現地審査が行われました。今月、南米のチリでユネスコの評議会が行われ、現地審査の報告書などをもとに話し合った結果、ユネスコの執行委員会に認定を勧告することが決定したということです。来春に開かれる執行委員会で承認されれば『世界ジオパーク』認定が正式に決まります。世界ジオパークがユネスコの正式な事業となって以降、認定の勧告を受けてから承認されなかったケースは1度もないということです。美祢市の篠田市長は『国際的に価値のある地質地形遺産とその保全などの市民の活動が高く評価された結果だと考えている』とコメントしています。」
 県議会総務企画委員会は、9月2日から県外視察を行いました。4日には、伊豆半島ジオパークを視察しました。
 伊豆半島ジオパークは、2018年にユネスコの世界ジオパークに認定されました。
 伊豆半島ジオパークの管理運営を行っている「美しい伊豆創造センター」の事務局長は、静岡県からの出向者です。県は、ジオパーク事業に、年間1200万円の補助を行っています。
 総務企画委員会の視察後、担当する総合企画部に対し、県が「Mine秋吉台ジオパーク」にどのような支援を行っているのか照会を行っているところです。
 ユネスコが、「Mine秋吉台ジオパーク」について「世界ジオパーク」に認定するよう勧告したことを受けて、静岡県のように山口県が、「Mine秋吉台ジオパーク」に対し、人的、財政的支援を強めるよう、委員会などを通じて質していきたいと思います。
 「Mine秋吉台ジオパーク」に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
 

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