ブログ

特定利用空港で、自衛隊機が給油訓練を行っています。給油は誰が行うのか、代金はどうなるのか照会します

 9月2日、中国新聞は、中国地方で「南西シフト」が進むと次のように報じました。
 「政府が防衛強化で重視する『南西シフト』の動きが近年、中国地方でも相次ぎみられる。有事に自衛隊などの利用に備える『特定利用空港・空港』に山口宇部空港(宇部市)境港(境港市)を指定。米軍岩国基地(岩国市)を拠点にした日米の共同訓練も進む。政府は8月29日、山口宇部空港を特定利用空港・港湾に追加した。指定された空港では戦闘機や輸送機の離着陸が可能となるよう、滑走路の延伸や駐機場の整備を進める。港湾では輸送艦や護衛艦の接岸に向け、海底の掘り下げや岸壁の整備をする。有事の場合の避難計画も策定した。山口県内では沖縄県石垣市の住民1万2611人を山口、防府、下関、宇部、山陽小野田の5市で受け入れる想定が示された。米軍岩国基地では昨年、国内で初めて海軍のオスプレイが配備され、最新鋭のステルス戦闘機F35Cも飛行を始めた。日米の共同訓練の活発化と併せて南西諸島防衛強化の一環との指摘がある。」
 特定利用空港に限れは、指定箇所が九州に集中しています。そして、山口宇部が指定され、「南西シフト」が北上していることを痛感します。
 特定利用空港の指定問題では、「有事を想定して」利用される可能性があること、また、弾薬等の積卸しが行われる可能性があることを私は、本ブログで指摘してきました。
 今日は、給油の問題を指摘したいと思います。
 私が、情報公開請求して、公開された文書に、県の港湾課が、山口宇部空港の騒音協の皆さんに、今年6月11日に説明した資料があります。
 この中で、特定利用空港にしてされた大分空港で、2023年11月に、自衛隊機の訓練が行われた内容の資料が示されました。この中に「燃料補給」を行ったことが書かれています。
 私が、調べた範囲では、宮崎空港で、2024年10月に、自衛隊機の訓練が行われたの報道があります。
 私は、今日付けで、県港湾課に、①特定利用空港の指定を受け、自衛隊機の給油訓練が行われる可能性があるのか②その場合、給油作業は誰が行うのか③燃料代はどのように清算するのかーについて照会したいと思います。
 山口宇部空港の特定利用空港指定問題など、最新の軍事情勢について、6日、午後2時から、宇部教会をリアル会場で、軍事ジャーナリストの半田滋さんを講師に、オンライン学習会を総がかり行動うべが行います。
 当日は、会場で半田さんの近著の販売も行います。インターネットでの参加も可能です。私のブログにチラシを以前添付しておりますので、参照してください。戦争の準備をすると本当に戦争になってしまいます。平和の準備を強めるために、大いに学んでいきましょう。
 特定利用空港などに関わる問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。