ブログ

昨日から、長生炭鉱の遺骨収集に向けた潜水調査行われる 今日は「長生炭鉱ジャーナリスト討論フェス」 

 NHK山口放送局は昨日、長生炭鉱の遺骨収集のための潜水調査について次のように報じました。
 「戦時中に起きた水没事故で、183人が犠牲となった宇部市の海底炭鉱『長生炭鉱』で遺骨を探すための潜水調査の準備のため、坑道の中に酸素の入ったタンクを運び入れる作業が行われています。8日の調査では、これまで入ったことのない場所まで進む予定です。宇部市の海底炭鉱『長生炭鉱』では、戦時中の1942年に坑道が水没する事故が起き、朝鮮半島出身の136人を含む183人が亡くなっていて、市民団体が去年から坑道に残された遺骨を探す潜水調査を行っています。6日は、8日行う調査の準備として、海に突き出た排気筒からダイバーが坑道に入り、酸素の入ったタンクを運び入れる作業を行っています。今回の調査では、ことし6月の前回の調査で到達した排気筒から沖に向かって行動を200メートル余り進んだ場所からさらに奥に向かい、事故が起きたとみられる場所に近づいていく予定です。これまで入ったことのない場所まで進むことになり、調査の時間は最長で7時間にわたると想定されています。そのため、潜水の途中でタンクの交換が必要になる可能性があるとして、今回、事前に準備を行っているということです。調査を行うダイバーの伊佐治佳孝さんは『事故のないように準備をしてあさっての潜水調査を迎えたいです』と話しています。」
 昨日、私は、長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会の運営委員として、午前中、潜水調査のサポートを行いました。

  昨日、潜水調査の準備内容を説明するダイバーの伊佐治さん

 今日は、午後1時から宇部市内の新川ふれあいセンターで、「長生炭鉱ジャーナリスト討論フェス」が行われます。討論フェスに参加するのは、ノンフィクションライターの安田浩一さんと、ジャーナリストの青木理さんです。当日の会費は1000円です。今からでもご参加ください。
 明日の潜水調査は、当初は午前9時から潜水開始でしたが、午前7時からに変更されました。午前6時30分に坑口ひろば集合です。
 明日は、遺骨が収集されることを願って、サポート活動を続けていきたいと思います。
 長生炭鉱の遺骨収集に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

トラックバック

コメントはまだありません

No comments yet.

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。