戦没画学生慰霊美術館「無言館」が作成した音楽と朗読のCD「海よ哭け」を先輩の方からお借りして聞いています。
「無言館」の館長である窪島誠一郎さんが書いた詩を井上鑑さんが作曲して普天間かおりさんが歌った「この道には」はシンプルな平和へのメッセージが込められています。
「この道には スミレが咲いています この道には 小鳥が啼いています この道には 子どもがあそんでいます だから この道には 戦車は入れません だから この道には ピカは落とせません」
表題にもなっている「海よ哭け」は窪島さんの朗読です。
「海よ哭け すすりあげて慟哭せよ 波よ荒ぶれ 私たちの傲慢の崖を打ち砕くほどに荒ぶれ」
画家を目指す青年たちの命を奪った戦争への怒りを窪島さんはこの詩にぶつけています。
歌には、詩には、力があることを感じました。
ガザでは停戦の希望が生まれ、新聞などで笑顔の子どもの顔が映っています。
戦争は、私たちの傲慢さが生んだ産物です。戦争は、人間が起こすもの、戦争を止めるもの人間です。
戦争のない平和な社会を希求する気持ちが詰まったCDです。
多くの人に聴いていただきたい「無言館」作成のCD「海よ哭け」です。
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