昨年12月25日発行した日本共産党自治体局作成の地方議員FAXニュースに、体育館のエアコン設置に新しい交付金が成立した今年度補正予算に計上されたと次のように報じています。
「政府は、12月17日に成立した2024年度補正予算において『空調設備臨時交付金』(以下新交付金)を創設し、学校体育館へのエアコン設置を進めるとしています。体育館のエアコンをめぐっては、最新の文科省調査(2024年9月30日付)で公立小中学校の設置率は22・1%にとどまっています。政府は、全国の小中学校体育館のうち95%が避難所に指定されていることから、今後10年間で設置率を95%まで引き上げる目標を掲げ、新たな交付金を創設しました。ただし、新交付金と従来の文科省の『学校設備環境改善交付金』と比べると、洋式トイレや外壁など様々な施設整備に使えた交付金から予算上独立させたこと以外に違いはありません。したがって使い勝手については、補助率も含め『学校施設環境改善交付金』と同様です。学校体育館へのエアコン設置に使える国の補助制度は、『学校施設環境改善交付金』のほかに総務省の『緊急防災・減災事業債』が主に使えましたが、今後文科省の制度は新交付金を活用することになります。」
山口県の小中学校体育館の冷房設置率は、2.8%です。
9月1日現在の県立高校の冷房設置率は、38.7%、特別支援学校では85.7%です。
しかし、スポットクーラーを除く冷房施設の設置率は、県立高校が1.6%(2校)、特別支援学校が0.7%(1校)となっています。
可能な限り、移動式のスポットクーラーではなく、固定式のクーラーが設置されることが望ましいと思います。
今回の空調設備臨時交付金の新設により、県内の小中高特別支援学校での体育館に固定式のクーラーが設置されることを望みます。
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