6日、「令和6年度 県・市議会議員と厚南4地区連絡協議会との懇談会」が行われました。
この中で、厚東川土手の陸域側に繁茂した草木を除去してほしいという要望が出されました。
宇部市土木河川課が県に問い合わせた回答が報告されました。
県の回答は、「堤防浦法などは、各地域において地域住民等のボランティア活動により実施をお願いしています。」という内容でした。
私は、6月県議会で、厚東地区から出された厚東川堤防外側の草刈りをしてほしいという要望に県が「地域住民等のボランティア活動」で対応してほしいと答えていることに対し、①きらめき道路サポート事業を河川にも適用すること②河川環境美化活動助成事業を抜本的に拡大すべきーと提案したことを報告しました。
その上で、黒石地区と原地区の連合自治会長さんから「地域のボランティアで行える作業ではない。県の責任で、草木を伐採してほしい」との要望を受けました。
私は、7日、黒石地区連合会長さんの案内で、厚東川堤防外側の草木が繁茂し、道路が狭くなっている場所を視察しました。
第一は、国道190号北側の旧琴川橋から南に約30メートル地点から国道側へ約50メートルの区間です。
厚東川国道190号北側で、堤防外側に竹が繁茂して、市道の通行に支障が出ている場所
厚東川側の市道脇にも草が繁茂し、堤防外側は、竹が繁茂して、道路の通行に支障をきたしています。
第二は、国道190号南側の県道宇部小野田湾岸線北側約50メートル地点から国道側へ約100メートルの区間です。
厚東川国道190号南側で、堤防外側に夾竹桃が繁茂して交通に支障が出ている場所
堤防北側は、夾竹桃が繁茂して、道路の通行に支障をきたしています。
この二カ所については、本日中に、県宇部土木建築事務所にこれら区間の草木の伐採を要望したいと思います。
また、6日の懇談会で、「年1回行っている、県河川の中川清掃には、600人以上の沿線住民が参加している。この行事に、県から人的にも物的にも何の支援も行われていない。県は人を出すか、ボランティアに参加する住民に何らかの手立てを行うべきだ」との要望を受けました。この要望についても、本日中に、県宇部土木建築事務所に伝えたいと思います。
県管理河川の堤防外側についても、県有地である以上、県が適切な管理を行うべきです。
地域ボランティアに頼るならば、適切な援助制度を検討し、実行に移すべきです。
県管理河川に対する皆さんの要望をお聞かせください。
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