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政府が、岩国市と県などへオスプレイ岩国配備を伝える

 中国新聞は、16日、デジタル版に、防衛省と外務省が15日、岩国市と山口県などへ、米海軍オスプレイなどを米軍岩国基地に配備することを伝えたと次のように報じました。
 「防衛省と外務省は15日4、米軍岩国基地(山口県岩国市)に海軍の輸送機オスプレイが年内に配備される計画を岩国市や山口県などに伝えた。空母艦載機のC2輸送機からの機種更新で、米軍のオスプレイの岩国基地への配備は初めてとなる。機数については米米軍の運用を理由に明らかにしなかった。艦載機の戦闘機の一部もステルス戦闘機F35Cに更新される。地元自治体は機体の安全性や運用について近く国に照会し、回答を得て対応を協議。市民生活への影響を見極め、受け入れの可否を判断する方針でいる。空母の交代に合わせて実施される機種更新で、海軍のオスプレイとF35Cの国内配備は初となる。松本尚防衛政務官たちが岩国市役所を訪ね、福田市長と桑原敏幸議長たちに説明した。オスプレについて、福田市長は昨年11月の鹿児島県・屋久島沖での空軍機の墜落事故を踏まえ、機体の安全性を質問。松本氏は『日米間の確認作業で前例のないレベルで技術情報に関するやりとりがなされ、安全性に問題はないと考えている』と理解を求めた。艦載機のFA18スーパーホーネット戦闘攻撃機の一部がF35Cと交代する。艦載機の機種更新と海兵隊の態勢見直しを合わせ、岩国基地の航空機の機数は若干減るとし、松本氏は『騒音は現在より広がらない』と説明した。福田市長は、国からの回答を得た上で『総合的に判断したい』と述べた。松本氏は『安心安全や地域振興に関する地元からの要望について市と緊密に調整し、誠意を持って対応したい』と答えた。松本氏たちは山口県庁も訪問し、村岡嗣政知事や周防大島町の藤本浄孝町長、和木町の田中雅彦副町長たちと会談。村岡知事はF35Cの特徴やオスプレイの安全性について質問し、それぞれの配備時期や騒音予測などのデータを求めた。」

 米海軍の司令官が6月12日の米下院公聴会で、▽エンジンの動力を回転翼に伝達するクラッチの不具合で19件の事故が発生した▽クラッチ交換は2025年半ば以降▽昨年11月の墜落事故は『過去にオスプレイでは見られなかった重大な機械の故障だったー証言しています。

 松本尚防衛政務官の「オスプレイの安全性に問題はない」との見解に重大な疑義があります。

 岩国市や県は、国への照会の結果を、市民、県民に十分説明し、オスプレイの岩国配備を認めない判断を行うべきです。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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