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CMVオスプレイの岩国基地配備は許されません。

 昨日、HNK山口放送局は、オスプレイとステルス戦闘機F35Cが岩国基地に配備される見通しだと次のように報じました。
 「岩国市のアメリカ軍岩国基地に国内で初となるアメリカ海軍の『CMV22オスプレイ』が配備されることが関係者への取材でわかりました。防衛相は、今月(7月)15日に、幹部が岩国市役所と山口県庁を訪れ、この配備計画を伝えることにしています。アメリカ軍は、日米同盟の抑止力や対処力を強化するため、今後、数年かけて岩国基地を含む3つの在日米軍基地の航空機を更新する方針を明らかにしています。こうしたなか、岩国市のアメリカ軍岩国基地には、国内で初になるアメリカ海軍の『CMV22オスプレイ』が配備されることが、地元や関係者の取材でわかりました。在日米軍には、これまでに、沖縄県の普天間基地に海兵隊の『MV22オスプレイ』、東京の横田基地に空軍の『CV22オスプレイ』が配備されていて、岩国基地で3カ所目となります。また、岩国基地では、海軍の最新鋭の『ステルス戦闘機F35C』も新たに配備されるということです。防衛相は、今月15日に幹部が岩国市役所と山口県庁を訪れ、この配備計画を伝えることにしています。」
 私は、今年2月19日のブログで、2月18日付しんぶん赤旗日刊紙は、「米国防総省の運用試験・評価局が、CMV22オスプレイについて『運用に適さない』と勧告していた」と報じたことを指摘しました。
 米軍のオスプレイを巡っては昨年11月、岩国基地を飛び立った横田基地所属の空軍機が鹿児島県・屋久島沖で墜落しました。今年3月、事故原因を明らかにしないまま、飛行が再開されました。
 アメリカ国防総省も「運用に適さない」と指摘するオスプレイの岩国基地配備は許されません。
 同時に、ステルス戦闘機F35Cの配備も許されません。
 15日、13時20分から、13時50分まで、防衛大臣政務官の松本尚氏ら防衛幹部5人と外務省北米局参事官の宮本新吾氏が、県庁を訪れ、岩国基地における「機種更新等に関する説明」を行うことになっています。対応者は、村岡知事、柳居議長、藤本周防大島町長、田中和木町長です。
 日本共産党県議団は、繰り返し、CMVオスプレイの岩国配備の動きを問うてきました。
 県は、「国に照会した結果『防衛相として、何ら決まった方針があることは承知していない』との回答だ」と答えてきました。
 20112年6月定例会で、山口県議会は、オスプレイの岩国基地へ先行搬入に関する意見書を全会一致で可決した歴史もあります。
 山口県としても、「オスプレイの配備は許されない」姿勢を15日、国にしっかり示す時です。

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