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市民連合@やまぐち市民シンポジウムで自民党政治資金パーティー知事参加問題を報告する

 昨日、山口市内で、市民連合@やまぐちの総会が行われました。

 その後、録画で、「全国の情勢と市民連合の役割と課題」と題して、上智大学教授の中野晃一さんの講演が行われました。

 その後、「山口県の裏金問題をどうする」と題して市民シンポジウムが行われました。

 市民連合@やまぐち事務局の吉田達彦さんが基調報告を行い、2月県議会で裏金問題を取り上げた私と井原寿加子県議がそれぞれ報告しました。

 市民連合@やまぐち市民シンポジウムで、自民党山口県連の政治資金パーティーに知事が出席していた問題を報告

  (左が私、右が井原寿加子県議)

 私が昨日、報告した内容は以下の通りです。

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 市民連合@やまぐち市民シンポジウムにご参加の皆さん、紹介を受けました日本共産党県議団幹事長の藤本かずのりです。
 自民党政治が末期的状況となるきっかけとなった裏金問題。何としても県議会で取り上げなければならないとの思いで、私は、自民党山口県連の政治資金パーティーに村岡知事が出席していた問題を取り上げました。
 私は、昨年末から年明けに、村岡つぐまさ事務所に、22年と23年に行われた自民党山口県連主催の政治資金パーティーへ知事がどう対応したのか照会しました。村岡事務所から、22年は「主催者から知事あてに案内があり、パーティー券を私費で購入し本人が出席した」23年は「主催者から知事あてに案内があり、パーティー券を私費で購入したが、当日は、所用のため欠席した」と回答がありました。
 知事自らが私費でパーティー券を購入し、出席した、22年の自民党県連の政治資金パーティーに絞り2月県議会で一般質問を行いました。
 自民党県連の22年の政治資金収支報告書によると政治資金パーティーが山口市内のホテルで行われました。収入は、4434万円、支出は279万1753円で利益率93.7%。定員702人に対して対価の支払い者数は定員の4.6倍の3204人でした。
 政治資金規正法では、パーティーについて「対価を徴収して行われる催事」と規定しています。上脇博之神戸学院大学教授は「収入人員を超えた分は政治資金収支報告書に寄付として記載すべきで、政治資金規正法違反の虚偽記載の疑いがある」と指摘しています。
 私は、「私費であっても、法の概念から逸脱しているとの指摘のある政治資金パーティーに知事が出席したことを県民にどう説明するのか」「今後、同様の政治資金パーティーが開催された際に、知事は、パーティー券を購入して出席するのか」質しました。
 村岡知事は、「私個人が、私費により対価を支払って出席したこと自体は問題はないものと考えている」が「今後同様のパーティーが開催された際の出席については、現在、国において、政治資金の在り方をめぐり、様々な議論が行われているので、そうした状況も踏まえながら対応したい」と答えました。今後も出席するとは言えない答弁でした。

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 引き続き、裏金問題をはじめ、県政全般の皆さんのお声を藤本にお寄せください。

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