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日本共産党会派は、提出された全ての請願に賛成しました。

 昨日、11月県議会が閉会しました。
 今議会には、7件の請願が提出されました。
 請願の概要と各会派の賛否、結果について報告します。
 まず、山口県センチュリー裁判を支援する会(松林俊治代表)外1558人から提出された「山口県知事は県所有の皇室対応車両センチュリーの県議会への貸出しを行わないよう求めることについて」です。日本共産党、草の根は賛成、他の会派は反対、社民・市民連合は欠席でした。賛成少数で不採択となりました。
 次に、山口県労働組合総連合(石田高士議長)非正規部会(平島真木子会長)から提出された「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求めることについて」です。日本共産党、草の根は賛成、他の会派は反対、社民・市民連合は欠席でした。賛成少数で不採択となりました。
 次に、上関町の使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画に反対する周南市民の会から提出された「上関町における『使用済核燃料中間貯蔵施設建設計画及び立地可能性調査』について住民や県知事及び周辺自治体の長に対し丁寧で誠意ある説明を行うことを求めることについて」です。日本共産党、草の根、新政クラブが賛成、他の会派は反対、社民・市民連合は欠席でした。賛成少数で不採択となりました。
 次に、勝間コミュニティ推進協議会(内山和美会長)外3団体から提出された「県立高校再編整備計画 前期実施計画一部改訂(素案)について」です。日本共産党と草の根が賛成、他の会派は反対、社民・市民連合は欠席でした。賛成少数で不採択となりました。
 次に、山口県私立中学高等学校協会(古田圭一会長)外3団体から提出された「私立学校運営費補助金について」です。日本共産党を含む全ての会派が賛成して採択されました。社民・市民連合は欠席でした。
 次に、山口県障害児の教育を進める会(船岩充会長)から提出された「特別支援学校の過大・過密・教室不足の解消を図るため学校建設の国庫補助率の引上げを求めることについて」です。日本共産党、やまぐち県政会、草の根が賛成、他の会派は反対、社民・市民連合は欠席でした。賛成少数で不採択となりました。
 次に、山口県ゆきとどいた教育をすすめる会(増山博行代表)外1団体、他16497人から提出された「子どもたちに行き届いた教育(小・中学校、高校の少人数学級実現、私学助成の増額、教育費の父母負担軽減、障害児教育の充実)を求めることについて」です。
 全会派が賛成した項目は、①教育予算を増額すること⑤教育費の無償化に向けて、父母負担の軽減を進めること⑥私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を増額すること⑦全ての障害児に障害と発達に応じた生活と教育の場を拡充すること⑧学校施設の耐震化・老朽化対策、多目的トイレの設置を早急に進めることです。社民・市民連合は欠席でした。
 次に、日本共産党、やまぐち県政会、草の根が賛成し、他の会派は反対し、賛成少数で不採択となった項目は以下の通りです。尚、社民・市民連合は欠席でした。
 ②小・中学校、高校での30人以下学級を早期に実現させるとともに「20人学級」を展望して、少人数学級をさらに前進させること
 ③複式学級の解消をさらに進めること
 ④正規の教職員を増やすよう、国に要請すること
 ⑨特別教室や体育館にエアコンを設置すること
 日本共産党は、提出された全ての請願に賛成しました。
 今こそ県民要求に応える日本共産党の出番だということを実感する議会となりました。
 不採択となった請願が多かったですが、どれも切実な県民の願いです。引き続き、県民の皆さんと連帯して、ひとりひとりが輝く山口県を造っていきたいと思います。
 引き続き、皆さんのお声を日本共産党・藤本にお寄せください。
 次回の議会に向けて、今日からスタートです。

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