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米兵犯罪の根絶を日本共産党県議団と岩国市議団で防衛局に要請行う

 昨日、私は、広島市内の中国四国防衛局に出向き、米兵犯罪の根絶を求める要請書を日本共産党岩国市議団ともに西方局長に提出しました。
 この要請行動が今朝のしんぶん赤旗日刊紙で次のように報じられました。
 「米軍岩国基地(山口県岩国市)の米兵・軍属による事故や犯罪が相次いでいる問題で、同県の日本共産党議員団は20日、広島市の中国四国防衛局に米兵犯罪の根絶を求めて要請しました。藤本一規県議、岩国市の松田一志、長岡辰久両市議が出席しました。昨年12月に米兵が酒気を帯びた状態で高級乗用車を窃盗、衝突事故を起こしたのに続き、今年も酒気帯び運転による自損事故(2月)、面識のない女性を殴る(11月)など、いずれも飲酒を伴う事件・事故が多発しています。要請では、山口県基地関係県市町連絡協議会が岩国基地に対し綱紀保持や再発防止徹底を要請してきたにもかかわらず、交通事故や犯罪が繰り返されていると指摘。▽年末年始に向け外出・飲酒規制を抜本的に強化させる▽対策協議のため岩国日米協議会の開催を検討する▽被害者の損害賠償の進捗を明らかに早期解決に尽力するーことなどを岩国基地に申し入れるよう求めました。藤本、松田両氏は青森県三沢市で米軍三沢基地との連絡協議会が定期的に行われているとして、『岩国市で日米協議会を開き、事故・犯罪の根絶について米側に伝えるべきだ』と強調。防衛省側は『日米間で随時協議しており、現時点で開催しなくても支障ない』と回答しました。」
 20日、防衛局に提出した文書は以下の通りです。
・・・

中国四国防衛局
 局長  西方 孝様

2023年11月20日

日本共産党山口県委員会
委員長 吉田 貞好
日本共産党山口県議団
団 長 木佐木大助
日本共産党岩国市議団
団 長 松田 一志

米軍岩国地基地所属の米兵、軍属による交通事故・犯罪の根絶を求める要請書
 

 米軍岩国基地所属の米兵、軍属による事故・犯罪(刑法犯)が昨年来、急増し、基地周辺住民はもとより、県民に大きな不安を広げています。
 本年だけでも、酒気帯び運転による自損事故(2月)、酒気を帯びた状態での乗用車の窃取(4月)、酒気帯び運転での信号無視(7月)、酒気を帯びた状態での女性への暴行(11月)と相次いでおり、昨年12月には、米兵が酒気を帯びた状態で自動車販売店に不法侵入して高級乗用車を窃盗した上、衝突事故でケガを負わせながら基地に逃げ込むという重大な事案も発生しています。この5件は、いずれも飲酒を伴ったものです。
 こうした事故・犯罪が発生するたびに、山口県基地関係県市町連絡協議会(県、岩国市、柳井市、周防大島町、和木町)が米軍岩国基地に再三に渡って「基地関係者に対し、外出・飲酒規制の徹底など綱紀の保持と再発防止の徹底」を要請してきたにも関わらず、交通事故や犯罪が繰り返されていることは看過できません。
 ついては、下記事項について、米軍岩国基地並びに在日米海兵隊司令部に申し入れるよう要請します。

1,飲酒の機会が増える年末年始に向け、米軍岩国基地に対し、米兵、軍属を対象にした「勤務時間外行動指針」(リバティ制度)に基づく外出・飲酒規制を抜本的に強化するよう求めること。
2,県基地関係県市町連絡協議会の要請に対し、同基地は「事件・事故の再発防止に向け更なる努力を重ね、交通安全教育の徹底を図る」と回答しているが、具体的にどのような措置を取ってきたのかを明らかにさせること。
3,事故・犯罪で警察に検挙された米兵、軍属に対し、米軍としてどのような処罰を課したのかを明らかにさせること。
4,昨年12月3日発生した米海兵隊員による乗用車の窃盗と当て逃げ事件で、多大な損害を被った同乗用車の持ち主に対する損害賠償の進捗を明らかにするとともに、早期解決に尽力すること。

以上

・・・

 綱紀粛正が繰り返される中、米軍関係者の事件・事故が後をたちません。

 引き続き、必要な行動を継続してまいります。皆さんのこの問題でのご意見をお聞かせください。

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