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笠井亮衆議院議員、大平・垣内中国比例候補が中間貯蔵施設を調査・懇談行う

 住民運動で原発建設を中断させた上関町で、原発から出る使用済み核燃料を保管する中間貯蔵施設の建設計画を中国電力が進めている問題で、日本共産党の笠井亮衆議院議員は、8日、大平よしのぶ、垣内京美良中国ロック比例候補とともに上関原発建設・中間貯蔵施設建設計画予定地を調査しました。調査には、藤本かずのり県議、赤松義生平生町議が同行しました。

 笠井衆議院議員らは、赤松町議の案内で、上関原発建設予定地に隣接する、抗議活動の「団結小屋」を訪ね、建設予定地や活動の中心となった対岸の祝島の説明を受けました。

  団結小屋から祝島方面を望む調査団(左から笠井衆議院議員、私、大平ブロック候補、垣内ブロック候補、赤松平生町議

 次に、上関町室津にある「原発に反対し上関町の安全と発展を考える会」の事務所で、上関原発に反対する町民の方々と懇談を行いました。
 冒頭、笠井衆議院議員は、「岸田政権が原発推進法を強行し全国で原発再稼働が進められているなか、上関では中間貯蔵施設建設、島根県では島根原発2号機の再稼働が狙われている。みなさんと力を合わせ中間貯蔵施設の建設をストップさせたい」と呼びかけました。
 町民から「原発計画が静かになったと思ったら、もっと悪いものがきた」と怒りの声が上がりました。国・電力会社のごり押しで起きた深刻な地域の分断を紹介。事実上の最終処分場になる、共同開発の関西電力のためにやるようなものだと口々に述べ、原発推進だった漁師さんも怒っていると、原発建設の時よりも、中間貯蔵施設計画浮上の今の方が、町民の反応が強いと、町の空気の違いを語りました。

 「原発に反対し上関町の安全と発展を考える会」事務所で住民と懇談する調査団

 右手奥から、垣内ブロック候補、大平ブロック候補、笠井衆議院議員、私

 次に、午後から「原発問題学習交流会」が行われた柳井市内の「アクティブやない」の会議室で、「上関原発に反対する2市4町議員連盟」の議員と懇談を行いました。
 赤松平生町議は、「中間貯蔵施設に対して、当初、平生町長は『上関町の自治の問題だ』と述べていたが、9月町議会で原町議に対し『個人的には中間貯蔵施設は出来てほしくない』と述べるなど、姿勢に変化が見られる」と語りました。
 田辺光市議は、中間貯蔵施設に反対する請願を市議会で上げるための協議を続けていることを紹介した上で「原発関連事業に周辺自治体の同意を必要とする新たな法規制を検討してほしい」と笠井衆議院議員に要請しました。

上関原発に反対する2市4町議員連盟と懇談する調査団

写真右側奥から垣内ブロック候補、笠井衆議院議員、大平ブロック候補、私 

 議員連盟会長の中川柳井市議は「議員連盟が行った周辺市町の首長への要請行動や8月に400人を超える参加者が集まった中間貯蔵施設問題学習会の開催で、地域の雰囲気が変わってきた。今後も学習会を計画している」と語りました。

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