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マイナ保険証のトラブルは深刻 紙の保険証残すべき

9月27日、しんぶん赤旗日刊紙は、マイナ保険証の問題点を次のように報じました。
 「マイナンバーカードの健康保険証利用をめぐり、ひも付けのミスや未完了が相次いで発生しています。トラブルに巻き込まれた当事者から、不安や憤りの声が上がっています。『どうしてこんなことで困らないといけなかったのか。非常に腹立たしい』。そう話すのは、岡山市の女性(50)です。『行政は自分たちの不手際を隠そうとしているのではないか』と疑いの目を向けます。女性は今年7月、岡山市内のクリニックを受診。その際、マイナンバーカードを保険証として利用しようと、カードリーダーにセットしたところ、エラーが発生しました。今年8月にも別の医院でマイナンバーカードを保険証として利用しようとしたところ再びエラーが発生。いずれの受診の際にも、マイナンバーカードの代わりに現行の健康保険証を提示しました。8月のエラー発生後、女性はマイナポータルで資格情報を確認。マイナポータル上の情報と保険証の情報は本来のものではなく、何の番号か不明なものが表示されました。女性はマイナンバーカードが保険証として利用できず、現行の健康保険証を利用したために、追加の負担が発生しました。女性はトラブルを早急に解決しようと、昨年一時的に加入していた国民健康保険を担当する市を含め、関係する機関に複数回問い合わせを行いました。『窓口ごとに、担当者からたらいまわしにされた』と憤る女性。複数回のやりとりで、8月中旬、エラーの発生原因が名前の読み仮名であることが判明しました。マイナンバーに登録されている名前のカナ字体と、健康保険のカナ字体が異なっていたのです。女性の情報を確認した市の担当者は『今すぐ反映されなくとも、1カ月ほどで連携する』と告げたといいます。ところが、エラー原因が判明した夜に、マイナポータルで情報を確認すると、資格情報の連携がなされていました。女性は『働きかけで急いで情報連携したのではと疑う』。」

 しんぶん赤旗日曜版でも紹介されていた萩原博子著「マイナ保険証の罠」を読んでいます。

 萩原さんは、この本の冒頭で「政府の嘘」を列挙しています。

 「保健証を廃止しても問題はない」は嘘

 「医療現場、介護現場とともに、健康保険証の廃止で大混乱しています。『問題はない』と言っていた厚生労働省も、言を翻し『病院に行くなら、マイナ保険証だけでなく健康保険証も一緒に持っていけ』と言っています。」

 来秋のマイナ保険証の一本化は中止して紙の保険証を残す時です。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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