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「県政を学ぶ会」で「障害のある人もない人も共に暮らしやすい山口県づくり条例」を学ぶ

  昨日、「県政を学ぶ会」の第一回学習会が宇部市内で開かれました。

 テーマは「障害のある人もない人も共に暮らしやすい山口県づくり条例」でした。

 やまぐち県政出前トークとして、山口県健康福祉部障害者支援課の金子誠一主幹に条例についてお話しいただきました。

 そのあと、ILサポートMerry Merry代表の松井恵子さんにもお話しいただきました。

 会場には、多くの当事者の方にも参加いただき、JR利用の問題点など様々な意見が出ました。

 障害のある人もない人も共に暮らしやすい山口県づくり条例を学ぶ「県政を学ぶ会」第1回学習会

 「県政を学ぶ会」の藤井代表は、今後とも学習会を継続させたいと語っています。

 その後、藤本かずのりサポーターズ主催で「県政なんでも懇談会」が行われました。

 円卓になり、県政や国政に関わる様々な問題が出されました。

  円卓で行われた「県政なんでも懇談会」

 私が、冒頭、お話しした内容は次の通りです。

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 6回目の県議会に送っていただきありがとうございます。
 私は、昨日、第65回自治体学校に参加し、昨年夏の杉並区長選挙で当選した岸本聡子さんの記念講演を聴きました。岸本さんは、本の中で
 「困難のある人の声を聴く努力については、妥協するつもりはありません。自分が当事者ではない問題に関しても、むしろ当事者でないからこそ謙虚に学び、聞き、理解したいです。政治家に求められる、一番大切な姿勢だと思うからです。」この姿勢に徹して歩んでいきます。
 資料に基づいて、6月議会や豪雨災害について報告します。
資料①、パートナーシップ宣誓制度についてです。自民・公明・維新・国民の4党の賛成多数で「LGBT理解増進法」が成立しました。超党派議連の「差別は許されない」から「不当な差別があってはならない」と書き換えられました。私は、LGBT差別解消法を求める立場を表明した上で、理解増進法に基づき、県としてパートナーシップ宣誓制度の導入と受領書カップルの県営住宅入居を行うよう求めました。
藤田環境生活部長が「関係課で構成するワーキンググループを設置するパートナーシップ宣誓制度を創設するかどうかも含めワーキンググループで検討する」と答え、片山土木建築部長は「受領証を持ったカップルの県営住宅への入居を認めるかどうかを含め、ワーキンググループで検討する」と答えました。
 資料②、児童心理治療施設・みほり学園についてです。私は「築51年が経過した児童心理治療施設・みほり学園と山口総合支援学校みほり分校小学部の建替えは急務だ」と質しました。
國吉健康福祉部長は「みほり学園については、建替えも含め、検討に着手する」と答え、木村副教育長は「みほり分校については、知事部局で進められているみほり学園の建替えを含めた検討の中で、取扱いについて協議する」と答えました。
 資料③、6月補正予算についてです。
日本共産党県議団は、5月9日、村岡知事に「『重点交付金』の有効活用で県民の生活と生業への支援強化を求める要望書」を提出しました。この中で「LPガス使用世帯への給付金支給」「生産資材、肥料、飼料高騰の影響を受けている農林水産業者への支援」を求めました。これらの点が、6月補正予算で財政措置されました。
 まず、LPガス世帯への支援です。LPガス世帯に9月分のガス料金から合計3000円の値引きがされることになりました。
 次に農家への支援です。水稲農家に10aあたり1000円の肥料代の支援が、畜産農家に、1㌧あたり5300円の飼料代の支援が、酪農家に対し、乳牛1頭あたり13000円の粗飼料代の支援が行われることになりました。
 最後に災害対策についてです。
 資料④、がけ崩れについてです。6月30日からの豪雨で、宇部市内でも甚大な被害が出ました。楠の二名の方の裏山が崩れました。
現在、がけ崩れ対策は、県が事業主体の事業は、人家戸数が5戸以上、市が事業主体の事業は、人家戸数が2戸以上です。宮崎県高千穂町では、人家戸数1戸からに対応するがけ崩れ対策事業を創設しています。
 私は浅田市議と一緒に、宇部市長に、被害1戸でもがけ崩れ対策事業を行うよう求めました。
 資料⑤、国道190号線の通行止め問題です。国道190号線の藤山交差点は、6月30日から10回道路が冠水して通行止めとなりました。現在、市が下水道事業を行っています。県が国に道路形状の改良などの浸水対策を行うよう求めるよう質していきます。
 資料⑥、JR美祢線の復旧です。大平よしのぶ中国ブロック候補と現場を視察しました。JR山陰線の復旧と合わせて、26日に、JR西日本広島支社に早期完全復旧を求める申し入れを行う予定です。 

・・・

 皆さんの周りで、2人以上お集まりいただくことが可能なら、私が出向いて「県政なんでも懇談会」を開催することが出来ます。

 お気軽に藤本へお声がけをお願いいたします。

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