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一戸だけに被害を及ぼしたがけ崩れに対して宇部市が補助する制度創設を提案します

 昨日、宇部市万倉芦河内のYさん宅を視察しました。
 Yさん宅は、6月30日からの雨で、裏山が崩れました。
 自宅裏と農業倉庫裏の二カ所の裏山のがけが崩れました。

  Yさん宅の農業倉庫の裏山が崩壊しました。Yさんを救う補助制度を創設する必要があります。

 現在、県内で行われているがけ崩れに対する事業は3つあります。
 一つは、災害関連緊急急傾斜地崩壊対策事業です。
 人家戸数は5戸以上です。
 二つは、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業です。
 人家戸数は2戸以上です。
 三つは、がけ崩れ災害緊急対策事業です。
 人家戸数は2戸以上です。
 つまり、現状では、一戸だけの被害であったYさん宅のがけ崩れに対する補助事業はありません。
 私は、今朝から、一戸だけの被害であっても補助を行う事業が全国にないのか調査しています。
 「高千穂町災害関連地域防災がけ崩れ対策事業補助金交付要綱」を見ていますが、これには、戸数の要件はないように思います。
 明日にでも、町役場に確認をしてみたいと思います。
 今回の災害で、一戸だけの被害で、苦しんでおられるのは、Yさんだけではありません。
 宇部市吉部黒五郎のIさん宅も一戸だけの被害です。
 私は、明日、日本共産党宇部市議団とともに、一戸だけに被害を及ぼしたがけ崩れに関しても、宇部市が補助を行う制度創設を提案する予定です。
 その上で、山口県には、市町が一戸だけに被害を及ぼしたがけ崩れに対する補助を行った場合、2分の1県が補助する制度を創設するように求めていきたいと思います。
 YさんやIさんの苦しみを救える行政になるよう、必要な要望を関係機関に求めていきたいと思います。
 一戸だけに被害を及ぼしたがけ崩れに対する補助を行っている自治体の状況を承知の方は、私にその内容をお聞かせください。

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