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同性婚否定は「違憲状態」福岡地裁判決下る

 同性婚を認めない現行制度は憲法に反するとして起こされた訴訟で8日、福岡地裁は「違憲状態」との判決を下しました。
 このことに関連し、今日の毎日新聞は、当事者の声を次のように報じました。
 「同性婚を認めない現行制度は憲法に反するとして起こされた全国の訴訟で『違憲』や『違憲状態』とする判決が相次いでおり、8日には福岡地裁が『違憲状態』との判断を示した。こうした動きをどのように受け止めているのか、県内の当事者に話を聞いた。『合憲と判断されて同性婚を認めようという動きが後退しなかった点で意義はある。当事者の生活上の困難に寄り添い、(違憲)の判決を出してほしかったという思いもある』。県西部に勤務する30代の同性愛者の男性は、福岡地裁の判決を踏まえて語った。男性は同性婚を望んだがかなわず、性的少数者がパートナーとなることを宣誓する『パートナーシップ宣誓制度』のある福岡県に移住した経緯がある。『生まれ育った山口に住みたかった』。そんな思いも抱えつつ、行政や民間の各種サービスが受けやすくなる宣誓制度のある地域に住むことを選んだ。男性は『県内には同性愛者が少ないと思っている人もいるが、自分のように県外に出ていかざるを得ない事情があることを知ってほしい』と話す。また、『国は個人の幸せと生活を応援するためのビジョンを出してほしい。各自治体にも行政としてできることがあり、それぞれの立場で当事者が幸福を追求できるようにしてほしい』と訴えた。県内で唯一、宣誓制度のある宇部市は2021年9月に制度を導入。現在、制度に基づいて宣誓した性的少数者のカップルは5組だという。」

 国は一日も早く同性婚を認める法改正を行うべきです。

 山口県は一日も早くパートナーシップ宣誓制度を創設すべきです。

 そして一日も早く当事者の方々の幸福追求権が保障される社会が実現されることを望みます。

 福岡地裁で同性婚否定は「違憲状態」との判決が下りました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
 

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