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県立大学付属高校設置に向けて「県立大学高大連携の推進強化に関する検討協議会」開催される

 NHK山口放送局は5月30日、山口県立大学付属高校について次のように報じました。
 「附属高校の設置に向けて準備を進める山口県立大学は、30日、外部の有識者や県の関係者などを交えた協議会を開いて、今後の進め方などについて意見を交わしました。山口県立大学は、地域に根ざした高度な人材を育てようと、高校から大学までの7年間、一貫教育を行う新たな附属高校を設置する方針を示しています。これについて、30日、山口市にある県立大学の北キャンパスで、外部の有識者や大学、県の関係者などおよそ20人が出席して、附属高校の設置の進め方について意見を交わしました。協議は非公開で行われましたが、関係者によりますと、高校の設置について、生徒の県外流出を防ぐのに十分期待ができるとか、少子化の中で新たな高校をつくるのではなく、既存の高校を附属高校とするのが現実的だという意見、それに、私立高校の意見も聞くべきだといった意見が出たということです。山口県立大学の岡正朗理事長は、「高校と大学が連携することで、7年間をかけて山口県に必要な人材の育成や、郷土への愛着を育むことができる」と話しています。この協議会は、次は来月(6月)開かれ、県内の高校の特色や教育課程などについて、協議を行うということです。」

 協議会の様子は各社が報じています。

 朝日新聞は、5月31日「会合では、少子化が進む中、新設でなく既存の公立高校を付属校化するのが現実的だとの意見が委員から上がったという。また、岡理事長は取材に、検討対象となるのは県立大の近隣に限らず、複数校になる可能性もあるとの考えを示した。」と報じました。

 私は、県立大学付属校が、既存校であり、複数の高校もありうるという報道を読み、どうしても、県教委が進める高校再編計画との整合性をどう図っていくのか、県民に説明すべきだと強く思います。

 中国新聞は、5月31日「冒頭県立大の岡正朗理事長が『少子化と若者の県外流出が続いている。人材育成と県内定着の取組が可能となる付属高校の設置を選択肢として考えている』とあいさつ。」と報じました。

 ならば、宇部西高校を県立大学付属高校として存続させることについても検討すべきだと考えます。

 宇部西高校の卒業生は、県内定着する割合が高いことがデータでも明らかです。

 学校施設の有効活用という点からもいい方法ではないかと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせください。

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