日本共産党県議団は、5月15日、村岡知事に「県議会へのセンチュリーの貸出し中止を求める要請書」を提出しました。
要請書は、「集中管理自動車は、センチュリー2台の他、CX-8、クラウン2台、ティアナ、アテンザの5台あります。県議会への貸出しについては、センチュリー2台ではなく、他の5台で運用することは可能ではないでしょうか。」と指摘しています。
5月31日、物品管理課が、要請書に対する文書回答とセンチュリー以外の集中管理自動車の利用状況を明らかにしました。
文書回答の内容は、次の通りです。
〇当該公用車は、貴賓車としてだけでなく、議会での運用も前提として県側において一元管理し、有効利用を図る観点から、貴賓車用務で使用しないときに議会へ貸し出しているものです。
〇また、他の集中管理車については、各所属において様々な用務で利用しており、議会との共同利用は想定していません。
2022年度のセンチュリー以外の集中管理自動車の利用実態は以下の通りです。
マツダCX-8(知事車)256日
トヨタクラウン(副知事車)84日
トヨタクラウン(教育長車)58日
日産ティアナ 来賓送迎等 7日、委員監査・災害査定等 23日 合計30日
マツダアテンザ 来賓送迎等 10日、委員監査・災害査定等 16日 合計26日
物品管理課の職員は、コロナ前の2018年度の日産ティアナとマツダアテンザの年間利用日数の合計は100日を超えていたと説明しました。
また、2025年度に、2013年に購入したセンチュリー(貴賓車・副議長車)が更新時期を迎えることを明らかにしました。
このセンチュリーの更新時期には何等かの検討が行われるものと思われます。
更に、集中管理自動車以外の黒塗りの車が、議会に1台(クラウン・議会運営委員長車)と公営企業局に1台(車種不明・公営企業管理者車)あることも明らかになりました。
私は、物品管理課からの回答を受けて次のように考えました。
①貴賓車の保有は中止する。
②議長車・副議長車は議会事務局所有に戻し、車種は、中型車にする。
③①②を前提に集中管理自動車の保有を当面4台にして1台を議会に戻す。
④2013年に購入したセンチュリー更新時は中型車として議会に戻す。
そもそも、議会や県幹部に黒塗りの車がいるのかという議論は当然あります。
また、2090万円のセンチュリーは裁判中です。私は、一審を支持しており、村岡知事は、2090万円を県に支払うべきです。
これはあくまでも私の私案です。感想をお聞かせください。
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