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「県庁ぐるみの公選法違反事件に対する自民党県連の責任は重大」議事録に明記される

 2月山口県議会定例会議の会議録が送られてきました。
 私が2月県議会一般質問の中で行った県庁ぐるみ選挙部分の会議録には次のように書かれています。
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 まず、県庁ぐるみ選挙についてです。
 小松前副知事は、自民党林芳正後援会に入るよう部下を勧誘した公職選挙法違反で罰金刑を受け辞職しました。私は、検察庁に刑事確定記録の閲覧を求め、この程許可され、実に1500ページにわたる記録を閲覧し、看過できない事実を把握しました。
 一つは、県庁の人事データを基に林後援会の勧誘対象者の名簿が作られていたことです。これは、地方公務員法第34条、職員は、職務上知りえた秘密を漏らしてはならない。県個人情報報保護法条例8条、職員は職務上知りえた個人情報の内容を不当な目的に使用してはならないに違反をする疑いがあります。県は、再度調査し、該当する職員を処分すべきですが、お尋ねをしたいと思います。
 二つは、小松前副知事に後援会勧誘を依頼した人物の特定です。小松前副知事に後援会勧誘を依頼した人物ー仮にAとしますーも検察庁の取り調べを受けています。Aは、私や自民党県連と接触する機会も多いことから、副知事に依頼したと供述しています。Aは、小松前副知事が部下に後援会加入を頼めば、公選法違反の罪を負うことを知って依頼したのなら、公選法違反の疑いがあります。
 記録には、勤務時間中の副知事室に、林後援会のリーフレット三千枚がどのように運ばれたかかが赤裸々に述べられています。関係した自民党関係者らは全て黒塗りにされていますが、県庁ぐるみの公選法違反事件に対する自民党県連の責任は重大です。
 県は、小松前副知事に対し部下に後援会加入を要請した関係者を刑事告発すべきですがお尋ねをしたいと思います。
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 私の一般質問終了後、私が一般質問で発言した「県庁ぐるみの公選法違反事件に対する自民党県連の責任は重大です。」の部分について、複数の自民党県連幹部を務める自民党県議から「削除するよう」求められました。
 日本共産党県議団は、検察庁の刑事確定記録や県がまとめた報告書を検証した発言であり、削除には応じられない旨を自民党側に伝えました。
 最終本会議直前の議会運営委員会においても、自民党県議から私の一般質問に対する発言がありましたが、発言の削除を行うという確認にはなりませんでした。
 その結果、2月山口県議会定例会会議録に、私の「県庁ぐるみの公選法違反事件に対する自民党県連の責任は重大です。」の発言は削除されないまま掲載されました。
 近く、県議会ホームページの議事録検索サイトに2月県議会での私の発言が掲載される予定ですので、この部分を確認していただけたらと思います。
 今後とも自民党いいなり県政を正し、多様な県民の声が生きる県政の実現という選挙中掲げた公約を実現するために力を尽くす決意です。
 皆さんのこの問題に対するご意見をお聞かせください。

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