私は、3月3日に一般質問で登壇しました。
今日は、宇部西高校の廃校問題を取り上げます。
私は、「県は、宇部西高校の廃校を撤回し、近隣の学校との統合や分校化などを検討すべきだ」と質しました。
副教育長は「『県立高校再編整備計画 前期実施計画』については、何よりもまず、将来を担う子どもたちにより質の高い教育を提供できるよう、全県的な視点に立って策定しているものであり、見直すことは考えていない」と答えました。
私は、「県教委は、宇部西高校がもつ造園機能や園芸、福祉の機能をどの学校にどのように継承しようとしているのか」質しました。
副教育長は「宇部西高校がもつ教育機能等については、山口農業高校など、他の学校に継承するよう準備を進めているところであり、具体については、今後、学校と連携して検討していく」と答えました。
山口県造園建設業協会、日本造園建設協会山口県支部、山口県造園組合連合会山口県支部、山口県緑化樹生産農業共同組合から県教育長に要望が出されました。
一つは、宇部西高の存続、宇部市近辺の高校へ造園科の新設。
二つは、宇部西高の造園実習地の継承、継続使用又は同施設の新設。
私は、「県教委は、この問題についてどう対応するのか」尋ねました。
副教育長は「宇部西高校の造園などの教育機能については、山口農業高校など、他の学校に継承することとしている」と答えました。
3月1日、宇部西高校の存続を求める会から公開質問状が出されました。
一つは、大多数の地域の意見を無視したのかという点です。
二つは、学籍に関する文書の保管は、どうするのかという点です。
私は、「これらにどう答えるのか」質しました。
副教育長は「学校や地元関係者の意見は様々あることは承知している。学校の存続を望む方々からの思いは重く受け止めている。しかし、このたびの計画は、何よりもまず、これから入学してくる、将来を担う子どもたちに、より質の高い高校教育を提供するという基本的な考え方に立って、『第3期県立高校将来構想』に基づき、中・長期的な視点から策定しているものであり、見直すことは考えていない。学籍に関する文書の保管等を行う高校については、現在、検討を進めているところである」と答えました。
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