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県政世論調査 今後の生活の見通し「暗い」が64.3% 過去5年で最多

 昨日、2023 宇部市民春闘共闘決起集会が行われ、私は、日本共産党を代表して挨拶しました。

   2023 宇部市民春闘共闘決起集会で挨拶を行う私

 私が挨拶した内容は以下の通りです。

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 宇部地域春闘決起集会にご参加の皆さん県議会議員の藤本です。2022年の県政世論調査の結果が公表されました。
 2~3年前と比べたらくらし向きの変化について昨年度と比較すると「良くなった」と答えた人は1.6ポイント低下し、「悪くなった」という人が10.6ポイント上昇しました。

 「悪くなった」と答えた方は44.2%。過去5年で最多でした。
 現在のくらし向きの満足度は、昨年度と比較すると「満足が」が7.7ポイント低下し、「不満」は8.5ポイント上昇しています。

 「不満」と答えた方は48.2%。過去5年で最多でした。
 今後の生活の見通しは、昨年度と比較すると「明るい」は9.3ポンと低下し、「暗い」は9.6ポイント上昇しています。

 「暗い」と答えた方は64.3%。過去5年で最多でした。
 厚生労働省の毎月勤労統計で実質賃金の推移を算出すると、96年の年額445・1万円をピークに下がり続けています。直近の22年は
380・9万円ですので、この26年間で実質賃金は、年額23・7万円下がっています。物価高騰の中、暮らしが悪くなったのは当然です。
 日本共産党は、「物価高騰から暮らしと経済を立て直す緊急提案」を発表しています。
 大企業の内部留保は500兆円にも及んでいます。日本共産党は、アベノミクスで増えた内部留保に5年間の時限的課税を行い、①10兆円の財源をつくって中小企業の賃上げ支援を抜本的に強化する②大企業が値上げした分は課税から除外するものです。
 最低賃金1500円に引き上げ、物価高騰を上回る賃上げを実現いたしましょう。
 今年ほど、切実な春闘はありません。日本共産党もその勝利を全力で応援いたします。
 政治を変えなければ、賃上げは実現できません。国政と同時に、この春、宇部市は、県議選と市議選があります。日本共産党の躍進のために、皆さんのご支援をお願いして挨拶といたします。

・・・

 県政世論調査で、暮らし向きが悪くなった、くらしに不満、今後の生活の見通し暗い、がそれぞれ過去5年で最多だったことに驚きました。

 県民の生活を再建する政策に重点を置く重要性を実感しました。

 皆さんの暮らしの実情をお伝えください。

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