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県教委が夜間中学に関するアンケート調査行う

18日、読売新聞は、県教委が行った夜間中学に関するアンケートについて次のように報じました。
 「義務教育を十分に受けられなかった人が通う夜間中学を巡り、県教育委員会は需要の有無を把握するアンケート調査の結果をまとめた。夜間中学に『通ってみたい』との回答が7割を占め、県教委は『一定のニーズが把握できた』として、今回の調査結果を市町教委に提供し、設置についての検討を促す方針だ。調査は昨年10月~12月、不登校や家庭の事情で通学できなかった人と、その保護者や支援者を対象に、支援団体に協力を求めて行った。本人用と保護者・支援者用の2種類があり、本人から38件、保護者・支援者から135件の回答を得た。本人への『夜間中学に通ってみたいか』との質問は、『通ってみたい』が26人(68%)で最も多かった。『通いたいとは思わない』は7人(19%)、『分からない』が5人(13%)だった。通ってみたい理由(複数回答可)では、『中学校段階の学力を身につけたい』が19人と最多。『高校に入学したい』の9人、『社会常識を身につけたい』の8人、『職業に関する資格をとりたい』の6人と続いた。保護者・支援者に、夜間中学を知らせたい人が何人いるかの設問では、『2、3人』が58人(59%)。『1人』が22人(22%)、『4~9人』と『20人以上』が各9人(各9%)だった。文部科学省によると、夜間中学は15都道府県で計40校(昨年10月現在)が設置されている。大半が市立か区立で、県立は徳島、高知の2県のみ。山口県内に公立の夜間中学はない。2020年の国勢調査では、県内の未就学者851人。最終学歴が小学校の人は7925人だった。県教委は、中学校の設置者は基本的に市町であることから、夜間中学も同様に『市町が主体』としている。県教委義務教育課は『地域的な偏在や通学時間への配慮も踏まえ、各地域で検討する必要がある』としている。」
 私は、広島県内の公立夜間中を視察し、19年9月県議会と20年6月県議会で、夜間中学の設置を求める一般質問を行っています。
 県教委は、この度の夜間中学に対するアンケート調査を受けて、県内で一日でも早く夜間中を設置すべきです。
 夜間中に関する皆さんのご意見をお聞かせください。

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