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川口真由美さんの最新アルバムを聴いています

 年末から年始にかけて移動の車中で川口真由美さんの「Espina」をヘビーローテーションで聴いています。
 私は、1985年1月、日本福祉大学1年生の体育の授業で長野県のスキー場に向かう途中、3台目のバスが、犀川に転落して、学友22名を含め25名が死亡する事故に遭遇しました。私は、2台目に乗車していました。
 大学に帰り、追悼式が行われ、その時に歌った「ケ・サラ」を忘れることが出来ません。
 「平和と自由求めて生きていけばいいのさ」が私の信条です。
 しんぶん赤旗日刊紙に、川口真由美さんの新しいアルバムの紹介が掲載され、ネットで川口さんを検索したら、ユーチューブに川口さんが、メーデーで「ケ・サラ」を歌う画面を見つけました。
 今でも、「ケ・サラ」を歌うと、「ケ・サラ」を聴くと涙が滲みます。
 川口さんのストレートでダイナミックな「ケ・サラ」にうたれ、川口さんの最新アルバム「Espina」と写真集を購入しました。
 写真集に川口さんのインタビューがあり、川口さんが今も障がい者就労支援施設で働いておられることを知りました。私は、大学のゼミで障がい者問題を専攻しており、今でも障がい者問題に関心があるので、川口さんの経歴から川口さんをいっぺんに信用しました。
 川口さんは、沖縄の問題をテーマにした曲を歌っていますが、障がい者問題と沖縄の問題は共通する問題があると次のようにインタビューで語っています。
 「人権侵害や格差社会による歪み、ポーズだけで抗議の声を聞かない政府」
 川口さんのアルバムには、私も大好きな横井久美子さんの「私の愛した街」があります。
 川口さんは、横井久美子さんと会い彼女から「多くの人の前で、現場で歌うことを優先しなさい」と言われたと語っています。
 川口さんは、「まさかの戦争」で「平和願って 歌を歌って どんなときも歌を歌ってきた 耳を澄まそう 瞼開こう 目の前の現実を感じよう」と歌っています。
 私たちの「目の前の現実」について、タレントのタモリさんは、年末の「徹子の部屋」で黒柳徹子さんから2023年はどんな年になるか問われ「新しい戦前になるんじゃないでしょうか」と答えたことは大きな話題となっています。
 タモリさんは、年末に岸田政権が「安保3文書」を閣議決定したことを指摘していると思います。
 日本共産党の第7回中央委員会総会で志位和夫委員長が「安保3文書」の2つの大ウソを暴きました。
 第一の「大ウソ」は、「専守防衛は変わらない」という「大ウソ」です。
 志位委員長は「トマホーク・ミサイルのような長射程のミサイルを買いそろえ、『GDP2%以上』の大軍拡で米中につぐ世界第3位の軍事大国になる。これは文字通り『他国に脅威を与える軍事大国』そのものではありませんか。」と指摘しました。
 第二の「大ウソ」は、「自分の国は自分で守る」という「大ウソ」です。
 志位委員長は「とくに深刻な現実的危険は、集団的自衛権の行使として敵基地攻撃能力を行うことです。この道に踏み出せば、日本が武力攻撃を受けていないにもかかわらず、相手国の報復を招き、国土は焦土と化すことになります。」と指摘しました。
 川口さんは、最新アルバムで、昔ヒットした谷川俊太郎さんが作詞した「死んだ男の残したものは」をカバーしています。
 この曲の歌詞に次のくだりがあります。
 「死んだ兵士の残したものは こわれた銃とゆがんだ地球 他には何も残せなかった 平和ひとつ 残せなかった」
 戦争によって平和は築けないことはウクライナ危機が今の世界に示しています。
 日本でも先の大戦は平和を残さなかったことを示しています。
 私は、2023年を「新しい戦前」にさせないために、川口真由美さんの歌声を聴きながら、日々の活動に取り組んでいます。
 当面、4月の県議選に勝利し、平和な山口を発信するために、川口さんのアルバムに励まされています。
 川口真由美ファンの皆さん。皆さんの感想をお聞かせください。
 私の近い夢は、川口真由美さんのコンサートに行くことです。

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