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県立宇部西高校の存続を求める運動が始まります

 県教委が、4日、県立高校再編計画を県議会文教警察委員会で示しました。この件について朝日新聞の報道を紹介します。
 「県教委は4日、2026年度にかけての県立高校の再編整備計画を県議会文教警察委員会で示した。24年度に宇部西高校の生徒募集を停止し、25年度に厚狭高校(山陽小野田市)と田部高校(下関市)を統合するなどの内容。『小規模校の役割を軽視している』と、県議や教師から反対の声も聞かれた。県教委は3月に示した県立高校将来構想(22~31年度)で、『中学校卒業者の急激な減少に伴う学校の小規模化が見込まれる中、一定の学校規模を確保し、教育の質の確保・向上のため再編整備を推進する』としていた。今回の計画案は前期の5年分。宇部西高校は、学校の立地などから再編統合が難しく、募集停止が示された。さらに萩高校奈古分校(阿武町)について、地元中学校からの入学状況などから今後の募集停止を検討するとした。柳井・周南の両地域の一部の高校について再編整備の検討を進めるという。県教委はまた、進学時の児童・生徒の県外流出を大きな課題ととらえている。昨年3月に県内の小中学校の卒業者のうち、計540人が隣県の広島、福岡を中心に県外へ進学。半分以上が岩国、下関の両地域からだった。流出を防ぐため、県教委は『生徒や保護者のニーズに対応した特色・魅力ある学校づくり』を掲げ、岩国高校と下関西高校に中学校を併設して中高一貫校とする▽岩国高校・徳山高校(周南市)・山口高校に進学に重点を置いた学科の設置を目指す、とする案も計画に盛り込んだ。高森高校(岩国市)に併設された高森みどり中学校は、岩国高校への中学併設に合わせて生徒募集を停止する方針。県教委は10月中旬から11月中旬にかけてパブリックコメントを行い、宇部、岩国、下関など県内7カ所で地域説明会を開く。委員会では計画案に理解を示す議員の一方で、『難関大学を目指す生徒だけを大切にして、そうじゃない生徒が切り捨てられる』と反対の声も上がった。県教委によると、募集停止が計画されている宇部西高校の生徒数は約240人で、入学者数が減少傾向にある。傍聴していた男性教師は『人数の少ない高校には大規模校になじめなかった生徒の受け皿という役割がある。地域に目が向いていない』と批判した。」
 私の第四子は、宇部西高校に通っています。私は、宇部西高校PTAの一員です。
 宇部西高校の沿革は、1918年、104年前までさかのぼります。宇部市が昨年市政施行100周年でしたから、宇部西高校の始まりは、宇部村立実業補習学校です。
 宇部西高校の前身は、宇部農芸高校。造園課は、県内で大きな役割を発揮し、県内の造園業の方々の中で、卒業生の方は多くおられます。
 宇部西高校になってから42年。卒業生の方々は、地域を支える大きな力となっておられます。
 このような歴史のある学校の募集停止を9月に提案して、12月には一定の結論を出そうとするーこんな性急な対応は許されません。
 私は、昨日、宇部市内で「宇部西高校を残そう」と市民の皆さんに訴えました。
 近く、宇部西高校の存続を求める運動が始まる見込みです。
 私は、宇部西高のPTAの一員として、宇部西高校の存続を求めて、市民の皆さんとスクラムを組んで力を尽くしていきたいと思います。
 山口県教委は、宇部西高校の募集停止の方針を見直すべきです。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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