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県の二酸化炭素排出実質ゼロ宣言 引き続き「慎重に判断」

 私は、9月28日に一般質問で登壇しました。今日は、カーボンニュートラルについて報告します。

 山口県コンビナート連携会議が9月2日に開かれ、提案された「やまぐちコンビナート低炭素化構想」(案)の基本目標には、「コンビナートの国際競争力の維持・強化を図りつつ、2050年カーボンニュートラルを実現」と記されました。
 私は、「現在改定中の地球温暖化対策実行計画の『2050年の目指す将来像』は、『やまぐちコンビナート低炭素構想』(案)に付合し、『2050年カーボンニュートラルを実現』するものだと思うが尋ねる。」と質しました。
 藤田環境生活部長は、「実行計画における将来像は、産業から暮らしまで社会全体のあるべき姿を盛り込む方向で、現在、検討を進めているところであり、その具体的な内容については、お示しできる段階にはない。」と答えました。
 私は、「県が二酸化炭素排出実質ゼロ宣言を行う前提としている『やまぐちコンビナート低炭素化構想』(案)の基本目標が示された今、『2050年二酸化炭素排出実質ゼロ』宣言を行うべきだが尋ねる。」と質しました。
 藤田部長は「お尋ねの宣言については、脱炭素化に係る企業や県民の理解と積極的な参加を得られるような取組を進めながら、『やまぐちコンビナート低炭素化構想』を核として策定する『やまぐち産業脱炭素化戦略』や実行計画などの検討状況を踏まえ、慎重に判断したい」と答えました。

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