昨日、安倍元首相の「国葬」が国民の過半の反対がある中、強行されました。
安倍元首相の「国葬」中止を求めて、東京大学名誉教授の上野千鶴子さんや作家の落合恵子さんなど著名な17人が呼びかけたオンライン署名の最終集計が18万8064人に、紙の署名7万8963人とあわせて合計26万7027人分になったと26日、発表されました。
呼びかけ人が「岸田首相の責任は大きい」とする声明を発表しました。
声明前文は次の通りです。
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安倍元首相の「国葬」中止を
8月23日によびかけた「安倍元首相の『国葬』中止を求めます」のアピールネット署名は、一月の間に18万8千筆をこえる方々の賛同をいただきました。また、よびかけ文を印刷して賛同いたきあるいは署名として集めたもの7万8千筆以上の送付をいただきました。
ご協力いただいたみなさまに、心からの感謝を申しあげます。
全国各地での様々な行動と署名とが響き合い、安倍元首相伊の「国葬」に反対する声を大きくし、いずれの世論調査でも反対の割合が過半をこえ賛成を上回り、いまでも大きくなり続けています。市民社会の強さを感じる動きです。
岸田首相は国会の閉会中審査で、決定に至る経過や理由などの説明をおこないました。しかし、その説明を納得できないという世論が多数です。このような市民のうけとめと、自民党内部から聞こえてくる「国葬
」強行の声とは交じり合う点がありません。浮世離れし、「聞く力」もなくした政治への怒りは、岸田政権の支持率急落でも明らかです。
「国葬」を実質化する法令がないにもかかわらず、国会にも諮らず閣議決定のみで税金を使って実施すること、法の下の平等を定めた第14条など憲法と「国葬」との不一致ないし不適合、市民の間で評価が完全に割れている安倍元首相の業績を「国葬」実施の理由とすることなどが、中止を求める主要な点でした。それらへの点への誠意あるまともな説明は一つもありません。
また、「国葬」実施の閣議決定がなされたあと、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍元首相との関係の深さが明らかになりました。「国葬」の対象とする以上、この点を調査して公表することは必須であり、多数の市民も求めていますが、岸田首相は調査の意思さえ示しません。閣議決定時とは異なる事情が生じたにもかかわらず、見直さない自己絶対化の姿勢も強く非難されるべきです。
安倍元首相の「国葬」をめぐって、社会の分断と対立が深まり、混乱しています。それは、憲法制定とともに「国葬令」が廃止されていたにもかかわらず、政治的思惑で独断的に実施を決めるという「原則なき政治」の結果です。その責任はあげて岸田首相にあります。
今からでも遅くありません。安倍元首相の「国葬」は中止すべきです。
多くの国民の共感を得られないまま強行するなら、国民の分断をまねく岸田政権の責任は重く、国民軽視の政治を問う取り組みを市民のみなさまとともにつくりだしていきたいと考えてます。
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昨日は、県内8カ所で、国葬に反対する集会が開かれました。
私は、宇部市で行われた集会に参加しました。
昨日、総がかり行動うべ実行委員会が行った「国葬」「県民葬」に反対するデモ行進
今日、私は一般質問で登壇します。
「国葬」「県民葬」問題もしっかり取り上げたいと思います。
今日の私の質問は、午後2番目です。傍聴及びインターネット中継で私の質問を視聴いただければ幸いです。
引き続き、県民が主人公の政治を実現するために力を尽くしたいと思います。県政全般に対する要望を藤本までお寄せください。
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