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しんぶん赤旗日曜版が「旧統一協会関連団体幹部が自民党員だった」と報じる

 しんぶん赤旗日曜版(7月31日号)で報じた、「桜を見る会」に旧統一協会の関係団体幹部が招待されていた問題で、8月7日付しんぶん赤旗日曜版は、次のように報じました。
 「安倍氏が首相在任中に主催した『桜を見る会』に招待されていたのは、旧統一協会(世界平和統一家庭連合)の関連団体『世界戦略総合研究所(世界総研)』の小林幸司事務局長(当時は事務局次長)。日本維新の会は世界総研を旧統一協会の関連団体と認定し、足立康史衆議院議員が定例会で講演したことを公表(2日)しています。世界総研の阿部正寿代表理事は旧統一協会の元広報委員長で、旧統一協会と一体の国際勝共連合の元事務局長です。編集部の取材に小林氏は証言しました。『親しい議員からお願いされて自民党に入った。自民党員だったのは2011年から17年までで、途中1年ほど退会していたかもしれない。議員の名前は答えない』小林氏が自民党員だった12年9月の自民党総裁選。5人が立候補し、決選投票で安倍氏が石破茂元幹事長を破り、総裁に返り咲きました。小林氏は『首相になってほしいので安倍さんを応援し、投票した』と語りました。この総裁選から約半年後の13年4月に開かれた桜を見る会に、小林氏は初めて招待されました。その後、16年まで4年連続で招待された、と小林氏は認めます。桜を見る会に招待された理由について小林氏は『(総裁選で安倍氏を)応援したからですかね。それぐらいしかない』と語っています。桜を見る会は国民の税金で催される公的行事。首相が各界において功績、功労のあった人を招き慰労するのが目的です。小林氏が自ら認めるように、(自民党総裁選で安倍氏を応援したから)だとすれば、国政私物化の最たるものです。旧統一協会との関係について自民党の茂木敏充幹事長は『党として組織的な関係がないことは認識している』と発言。岸田文雄首相も『各議員が丁寧に説明を』と他人事です。しかし旧統一協会の関連団体幹部が自民党員だったことは自民党の組織的問題そのもの。桜を見る会に招待されていたことは、岸田政権が解明すべき重大な国政私物化疑惑です。世界総研は阿部代表名で『見解』を公表(7月30日)。世界総研が旧統一協会の『ダミー団体』という一連の報道について『全くの虚偽報道』などとしています。」
 旧統一協会系団体の幹部が自民党員だった事実は重大です。
 更に、この幹部が、国民の税金で催された桜を見る会に招待されていた事実は重大です。岸田首相は、真相を国民に説明すべきです。
 

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